山と野と

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2013年 04月 03日

森の詩が聞こえる 石坂の森の記録

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私が森に興味を持ち出したのはいつのころだろう?森が身近にあった、大きな街路樹のたくさんあるドイツの町で暮らしてからだと思う。

私がある時期暮らしていたケルンという町はドイツの中では大きな都市でしたが、町の中は木が多く学生寮の庭にはリスが走り回るような緑に囲まれた環境で、春になると庭には姫りんごの可愛い花が咲く大きな木があり、暗くて寒い冬が長いので真っ白な可憐な花がぱあっと開く春の喜びといったらそれはそれは嬉しいものでした。

街の周りにはRINGと呼ばれる環状の道路が丸く囲み、美しく大きな街路樹が青々とした葉を広げていて、それはケルンに住む人々の誇りでした。何故かと言うと、第二次世界大戦の後、燃料として使われそうになるのを我慢して木を切らないと決めてみんなで守ったからでした。

個人の庭の木を切るのにも許可が必要で、一本切ったら、一本植えなければいけないという法律があるんだよ、そんな話も聞いたことがありました。(だいぶ記憶が遠くなっているのと時間が経っているので今はどうなのかわかりません)

街中に住んでいても緑がいっぱいの環境だったので、日本に帰って来てからも森のことが気になってしまって・・・山を歩くようになり、野鳥に興味を持つようになり、カメラを持って里山に行くこともあったりして、東京だってちょっと郊外に行けばまだまだ緑が沢山あり、豊かな森があることを知りました。

前置きが長くなってしまいましたが、私の大好きなブログ『たぶん、浪漫かもね・・・』をされている翼さんが里山を守る活動をされていることを知ったのは最近のことなのですが、森や里山に興味のある私の心を揺さぶる素敵な写真とレポをいつも拝見して共感を持っていたのでした。

その翼さんの活動されているNPOで、今までの活動の記録を写真と文章で綴った写真集が作られたことをお聞きし、お願いして一冊送っていただきました。





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森のきのこたちや、可愛い花々・・・
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野鳥たちの可愛らしい姿や美しい森・・・

どの写真も見ているだけで、心が癒されるそんな写真がいっぱいで、この里山がどんなに活動されている方たちに愛されているか、大事にされてきたのかがよーく分かりました。昔はタイヤがたくさん捨てられていた里山がこんなに素敵な場所になったなんて、どれだけの時間と労力が必要だったことか・・・想像するだけでも頭が下がります。

森って手を入れてあげないと駄目なんだってことは、さいたま緑の森博物館で知ったことですが、こんな気持ちの良さそうな里山が身近にあるなんて、とっても羨ましいことだなぁと思います。

もし、興味のある方がいらしたら、翼さんのサイトへお出かけくださいませ♪ ブログの写真もとても魅力的で素晴らしい翼ワールドがいっぱいです。写真集も手にとって見ていただけたらいいなぁ。そんなことを思った夜のひとときでした。

by akko-kornblume | 2013-04-03 23:53 | PHOTO


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