
二日間ともお天気がよければ、尾瀬ヶ原でテント泊をして、至仏山に登って、尾瀬ヶ原を散策する予定でしたが、金曜夜に相棒は飲み会だし、土曜のお天気はパッとしないし。土曜日午前中にマンションの大規模修繕のお話もあったので、まぁ、ちょうどいい、寒いくらいの東京、久しぶりに朝寝坊でも楽しみましょー♪
土曜の午後、のんびり準備をして、山のお店に立ち寄りながら、登山口である群馬県尾瀬戸倉へ向かいました。日曜日の朝、車の中で目を覚ますと、細かい霧雨が降っていて・・・4時20分発の満員御礼のシャトルバスで鳩待峠に向かう時間になると土砂降りの雨(T_T)この雨の中を歩くのかーとちょっぴり心が折れそうになりましたが、結果オーライ。一日の中で刻々と変化する尾瀬の美しさを堪能することが出来ました。

鳩待峠に到着すると、雨は小康状態・・・念のために傘は持ってきたけれど、二人ともザックカバーを忘れてきたことにここで気がついて、売店が開くのを待ってザックカバー購入。我が家には売りたいほどありとあらゆる大きさのザックカバーがあるって言うのに!一個2000円×2・・・でも無いと困るから仕方がありません。

[5:40]転ばないように気をつけようねーと出発。霧雨が降っているので雨ガッパ着用です。滑りそうな石の階段や木道を慎重に下ります。

途中で土砂降り・・・傘も差したので、大きな素敵な木が沢山ある森の中なんだけど、足元しか見ないで歩いていたような気が・・・^_^;川上川を渡ると、もうすぐそこは山の鼻です。

[6:30]雨がとても強く降っているので、ビジターセンターでちょっと休憩。山の鼻のテント場はびっしょびしょ・・・ちょっと気の毒になってしまうほどでした。お天気が良ければ、至仏山に登りたいなーと思っていたけれど、このお天気では危険だよね、とあっさり尾瀬ヶ原周遊を楽しむことにしました。

尾瀬の山小屋はどこもお洒落ですね。

アザミ(薊)の群生を眺めたら、さ、雨も少し小降りになって来たことだし、歩き出すことにしましょう。

[6:50]傘を差して、これ以上降らないでねーと祈るような気持ちで再出発です。

吾亦紅(われもこう・・・バラ科)が咲き始めていました。でも、この日に見たのはこの一輪だけ。大好きな花の一つ♪

雨に濡れた金光花(きんこうか・・・ユリ科) 初めて見たのだけど名前が分かった花は珍しい。花は下の方から開花していくそうです。まだ、満開ではないようですね。

雨の湿原はキラキラした水滴の宝石をまとった植物の姿にうっとりさせられてばかり。ゴウソという植物(カヤツリグサ科)の雌花だそうです。shinさんに教えていただきました。

水に浮かぶ未草(ひつじぐさ)のお花はまだ眠っています。お寝坊さんなのね・・・誰かさんに似ているなぁ。

こんなお天気ですから、逆さ燧ケ岳スポットも空しいばかり。

登山口にはあんなに混雑していたのに、こうやって歩き出せば殆ど人に会わない。静かだー!いつの間にか雨も止んだようです。

小葉擬宝珠(こばぎぼうし・・・ユリ科)もしっとり美しくて、何度も足を止めてしまうほど♪ かっわいいなー❤

朱鷺草(ときそう・・・ラン科)
先週の尾瀬沼ではまだ開いていなかったけど、この日はあちこちで花開かせていました♪

[7:30]牛首分岐でさらに人影の少ないとヨッピ橋方面へ

熊さんに通るよーとお知らせする鐘をカンカンカン♪

歩いて来た木道を振り返っても誰もこっちに来る人はいない。鳥のさえずりしか聞こえない静けさ・・・

さらに進むと下ノ大堀の拠水林の中を木道が走っています。
拠水林というのは、湿原や草原を流れる川の流れに沿って両岸に帯状に続く林のこと。川によって運ばれた、栄養や土壌が養分の乏しい湿原でも樹木を育てている場所のことを言うのだそうで、尾瀬では竜宮小屋周辺やこの辺りがそれにあたるようです。

木の上で大きな歌声を響かせていている鳥を見つけました。ノジコかアオジかはっき分かりません。

水千鳥(みずちどり・・・ラン科) 上手に撮れてないのだけど、小さい花は良く見ると蘭の花だなーって分かります。

拠水林を抜けると また大きな湿原が広がっています。ここも日光黄菅の群生地・・・今年のキスゲはあまり良くなかったのですねー残念。

薊の上に止まっているのは 小さな蛾だけど大きな目がとっても可愛い♪

群馬県の木道にはテプコの焼印と作った年が刻まれています。

尾瀬川(河)骨(おぜこおほね・・・スイレン科) 小さな花が水面からニョキッと飛び出しています。

浮島がいっぱいある撮影ポイント。どんな写真を撮りたいかがよく分からない私。修行が足りません・・・!

ヨッピ橋手前の分岐から竜宮十字路へ向かうことも出来ますが、私達は未知なる世界を求めてヨッピ橋を渡ります。

大好きなツタ♪ ついついカメラを向けてしまう。

東電小屋へ続く木道もしっとりいい雰囲気。

これまた素敵な作りの東電小屋の休憩所で花豆ジェラートをいただきます♪ くるくるのソフトクリームじゃなくてガッカリだったけど美味しかった(*^_^*)WCをお借りしたら出発です。

[9:00]東電尾瀬橋までは大きな森の中・・・只見川の流れの音が響いてきます。

橋を渡って向こう岸の湿原に出るとまた霧雨・・・

幻想的ーこの霧の美しさは写真には撮れないんだよね。

木道の間には先週も見た小さな小さな蔓苔桃(つるこけもも)の可愛い姿。この後は強まる雨足から早く逃れようと、サクサク歩いて見晴へ。

見晴・・・尾瀬の軽井沢?そんな雰囲気が漂う場所で、どの山小屋もいい雰囲気。宿泊者の受付は1時半からなので 準備中の静かな時間。私達はここでお昼ご飯にしようって思っていたのだけど、ちょっと雨が降ってるし、車に忘れたオールフリーをどこかで調達できないものかとあちこち売店を見てまわるのだけど、この辺にはノンアルコールは置いてないそうで。

第2長蔵小屋の窓辺にはキセキレイのツガイが雛を守っていました。雨も止まないし・・・燧小屋で木道の廃材で作ったモモンガをGETして、このまま先に進むことにしました。

進む先には長ーい棒を持った方。何をしているのかなーと思ったら、棒の先にカメラをつけて写真を撮っていらっしゃるのだとか。雨が降ってなければ上から写真を撮ってあげたのにって。どうもこの辺りでは有名な方のようですね。

しばらく進むと、だんだんに空が明るくなって来ました。

次第に青空も雲の間から覗くようになって・・・そうするとすぐに気温が上がって暑くなって。

でも、池塘に写る青空がとても美しくて二人して大喜びする。

朝は全く姿を見せなかった至仏山も全容を現しました!やったー♪ 直登の登山道もはっきり見えてきました。今度はあそこに登りに来なくてはなりません。
10時半に竜宮小屋に到着して、空いているベンチで簡単にお昼ご飯。雨の予報だったから、すぐに食べられるおべんとうを持ってきていした。竜宮小屋でオコジョのぬいぐるみがあんまり可愛いので連れて帰ることにしました(#^.^#)さて、先は長いから歩きだしましょ。

竜宮十字路、山の鼻へ向かいます。

この日、何度も見かけた鳥はこの頬赤(ほおあか・・・すずめ目ホオジロ科)でした。珍しくこちらは私の撮影。

これは相棒撮影・・・野鳥に対する愛情の違いかなーくりくりお目目がとっても可愛いな❤ この鳥はあまり高い木には止まらないで、潅木や草の先に止まるのだそうです。頬っぺたが赤いので見分けやすい鳥です。

竜宮小屋と姿を現し始めた燧ケ岳 しばらく進むとこの竜宮現象とやらが見れるそうなので木道をぐるっと歩きます。

流れてきた川が一旦、湿原の下に吸い込まれて伏流水となり、木道を隔てた反対側に湧き出しています。この伏流水のトンネルが竜宮に通じているのではということでこの名前があります。(尾瀬保護財団HPより)こちらが、湿原の下に吸い込まれていくところ。

竜宮出口・・・水が澄んでいてとても美しかった。この頃から、空はどんどん晴れて来ました。

青空が写る池塘の碧さに魅了される私達・・・なんて綺麗なんだろう。

一日のうちでこんなに表情の違う景色を楽しむことが出来るなんてとっても幸せー♪

未草(ひつじぐさ)もそろそろお目覚めのようです。

ニッコウキスゲはもう終盤なのかなーそれにしても、ここも花が少ないのね。来年に期待しましょ。

水芭蕉と至仏山の撮影ポイントはここなんだねーと初めての私達には発見がいっぱい。

気温上昇中・・・朝、お天気悪くて涼しかったのは、この隠れることの出来ない湿原にはちょうど良かったのかも知れません。山を始めた頃、姫木平から八島湿原を、日光黄菅目当てで この季節に歩いた時、日陰が無くて倒れそうになったことがあったっけ。

こんな見事な青空が広がるとは朝は思ってもみなかったよ。

暑いけれど、みずみずしい湿原に吹く風はとても心地いいし、この開放感はたまりませんね。

わたしもひつじぐさになりたい。

燧ケ岳はいつの間にか姿を隠していました。会津駒ケ岳は今日はどうだったのかなーなんて気になってしまう私。

今日は4人のボッカさんにお会いしました。尾瀬で今年は7人のボッカさんが働いているんだとか。7~80kgの荷物を背負子に載せて小屋に届け、帰りにはシーツやゴミなどを持って帰る・・・尾瀬の自然を守っている方達なんですね。毎日歩く尾瀬で季節の移ろいを一番感じているのもこの方達なのだろうなーと思いました。本当に感謝です♪

山の鼻が近づいてくるにつれて、今夜尾瀬に宿泊するらしい大勢のツアー客が増えて来ました。私達も今度は日帰りじゃなくて、テント泊か小屋泊まりで尾瀬をもっともっと楽しみたいな。
山の鼻に着いたら探しもの・・・見つかりました。

冷え冷えのオールフリーで乾杯です♪ 美味しいーーー!ここから鳩待峠までの登りに備えないとね。ビジターセンター前の温度計は28℃を指していました。

朝下ってくる時、随分下っちゃうんだなー帰りに登るの嫌だなーと思っていたのだけれど、朝は滑りそうで緊張していたから特のそう感じたのかなー?

[13:30]なんだかあっ気なく鳩待峠に到着してしまいました。朝ここを出発する時はこの雨の中、どうなることかと思いましたが、終わってみれば一日のうちで様々な尾瀬ヶ原の表情を楽しむことが出来たいい一日になりました。
雨に濡れてしっとりした美しい湿原も、青空が輝く池塘にも心を奪われました。

山小屋の前には、懐かしいお顔!先日の
尾瀬ツアーの時にお世話になった山と渓谷社のボッカさん(お名前覚えていなくてごめんなさい)にご挨拶。
今日は日本山岳遺産基金の
『マナー&クリーンアップ・チャレンジin尾瀬2012』のお仕事でこちらへいらてしておられたようで、ブログで宣伝してねと。アンケートとゴミ広いに協力すると素敵なプレゼントをいただけるそうです。

ゴミ広いしてないけどいただいちゃいました。そういえば、去年の夏、
白馬栂池でもこのお仕事をされていた元編集長の神谷さんにお会いしったっけ。
アンケートにはこんなことが書かれてありました。
①山のトイレのチップの協力をお願いします。
②トレッキングポールを使用する時は、登山道保護のため、先端のゴムキャップをしてください。
③お花の観察や写真撮影などで立ち止まったりする場合、他のハイカーの迷惑にならないように前後を確認してください。
④クマ鈴は、必要のない場所では鳴らさないようにしてください。
⑤今回のハイキングについて家族に伝えてきましたか?
⑥ゴミは、途中で捨てることなく、必ず家までお持ち帰りください。
このうち、3つ以上守れたら記念品をくださるそうです!(私もこれなら手ぬぐいいただけましたわ)
今度は至仏山に登りに来ないとだね。また、宿題を残してしまいましたが、それも今から楽しみです。山頂から広い尾瀬ヶ原を眺めてみたいなー今からそれも楽しみです♪
おまけ
我が家のベランダに遊びにくるシジュウカラ・・・今年は可愛い子供と一緒に毎日のようにどこからともなく訪れます。

網戸越しだと、私達に気が付かないみたいなんです。ベランダにおいている向日葵の種を食べに来るのですが、まだ顔の黄色い子供(手前)は自分では食べられないみたいなの。

親鳥に「えさくれー、えさくれー」と大騒ぎしていて、ちょっと煩いんだけどなんとも微笑ましくて。我が家の最近の楽しみの一つです。
さて、今度の週末は夏山解禁になりそうな天気予報ですねー!どこの山を歩こうかなー涼しいところに行きたいなー♪ また、今週も元気に頑張っていこうと思います(^^♪
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