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2012年 06月 26日

憧れの馬蹄形縦走@白毛門~谷川岳①2012.6.23(土)~24(日)

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この週末は 山友のともちゃんと一緒に谷川岳馬蹄形縦走をして来ました。本当はげんさんのレポを見て残雪期に白毛門に行きたいなと思ったのですが、私達の雪山レベルではどうも難しそうと諦めましたが・・・今度はびん坊さんのレポを見て、もう行きたくて行きたくてどうにもならなくて!
出来れば、まだ残雪の残るこの縦走路を歩いてみたい、この週末にどこか行こうと約束していたともちゃんを誘惑して、3人で歩いて来ました。

梅雨の晴れ間の心地よい風に吹かれながらも、どうしてこんな大変なところを選んでしまったんだろうと後悔すらする過酷な二日間でしたが、山の醍醐味がいっぱい詰まった素晴らしい谷川岳馬蹄形縦走路を歩きとおせたことに感激の週末になりました。





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ともちゃんは金曜夜に我が家に前泊、朝3時半に自宅を出発して土合に着いたのは6時前。登山相談所に登山届けを出して、登山口を出発したのは ちょうど6時頃。パラパラと雨が降っていました。
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馬蹄形縦走路とは土合から 白毛門(しらがもん)→笠ヶ岳→朝日岳→ジャンクションピーク→清水峠→七ツ石山→蓬峠→武能岳→茂倉岳→一ノ倉岳→谷川岳→土合へとつながる約13kmの縦走路。累計標高差はざっと2700m!さて、どうなることやら・・・。
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登山口から左手に入って赤い橋を渡ります。
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白毛門まではCT3:30の急登続き。
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全くお休みさせてくれないタフなトレイル・・・そうそう、この馬蹄形縦走路、どちらを出発点にしても良かったのですが、私達はみなさんがすごく苦労されているこの急坂を下りに使いたくなくて登りに選びました。覚悟はして来たのですが、こんなに急だったとは!一昨年歩いた西黒尾根よりもずっと急登なんですけど~~~!
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唯一の慰めは このトレイルの逞しい木。樹齢はどれくらいなのでしょう?
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見上げるようなブナの木や松?の木が立派で驚きました。
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岩場も多くて、大きな段差に体が持ち上がらない。
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平標山でも沢山見かけた更紗灯台(さらさどうだん)がこの山でもちょうど見ごろ。別名を風鈴躑躅(ふうりんつつじ)とも言うそう。さくらんぼみたいで可愛い花。
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木々の合間から、明日のゴール地点天神平が見えています。
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赤物(あかもの)は今までこんなに咲いているのを見たことがないくらい咲いてて。
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噂通りのドMコース、足元の小さな花々や巨木に励まされながらやっとの思いで登って行きます。
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[8:35]松の木の頭に到着です。長かったな~~~^^;
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名前の由来にもなっている左側がジジ岩、右側がババ岩。
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歩き出した時に降っていた小雨はもうすっかり止んでいましたが、残念ながら谷川岳は霧の中。さあ、先に進みましょう。
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お隣の谷にも雪渓が残っています。
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白毛門までの標高差はあと236m・・・頑張ります。
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立山竜胆(たてやまりんどう)も二日間あちらこちらで満開♪
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なかなかタフな登り・・・ふくらはぎがもう悲鳴を上げてます。こんな急登は久しぶりかも
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写真を撮る元気もないくらいハアハアゼイゼイ
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特に睡眠不足続きの相棒はツラカッタらしい。
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やっぱりテント泊装備を担ぎ上げるのは大変です
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[9:40]ようやく白毛門に到着です。休憩した時間を引くとちょうどCT通りでは歩いていたようです。荷物を置いて大休憩します。
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相棒は元気のあるうちに一発跳んでおくと。
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これから登って行く笠ヶ岳と朝日岳・・・あんなところまで行けるのかと不安がよぎります。まずは笠ヶ岳を目指して歩きます。
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CT55分・・・小さなアップダウンの連続が私達を苦しめます。そういえば、この先女性は歩いていなかったなぁ(^_^.)
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三葉黄蓮(みつばおうれん)も花盛りだし
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苗場黄菫(なえばきすみれ)も賑やかなのですが 腰をかがめて写真を撮るのが億劫で・・・
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みんなあんまりキツイものだから 足を止めてしまったらそのまま歩けなくなりそうだったと。いつの間にか相棒に抜かされて とぼとぼ歩いて山頂に着くと
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先を歩いていた二人は座り込んでおりました。ちょうどこの頃霧が出ていて視界も悪かったから、元気をもらえるものが全く無いシンドイ登りでした。
朝食べ残していたパンで栄養補給して・・・次のお山朝日岳を目指しましょう。
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かまぼこ型の笠ヶ岳避難小屋・・・中は銀マットが敷き詰められていました。
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霧が晴れてきて、振り返ると今日歩いてきたトレイル・・・あんなところから来たんだ!
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朝日岳までは標高差は100mほどなのですが、鋸の歯状のギザギザの小ピークのアップダウンが連続します。
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大きく下ってみたり・・・
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相棒は必死におどけてみたり・・・
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すごく辛いんだけど、眺望が良いだけはさっきまでよりはマシかな。
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石楠花も残っていてくれました。
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山頂はまだまだ・・・気力だけで歩いていた私達を喜ばせてくれたもの
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細葉雛薄雪草(ほそばひなうすゆきそう)・・・そうエーデルワイスです♪ かっわいいなぁ~~!
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2年前に谷川岳西黒尾根を歩いた時にみたこの花はもう盛りをちょぴり過ぎていて・・・こんなにフレッシュなエーデルワイスは初めてかも❤ともちゃんは初エーデルワイスに興奮気味♪
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山岩鏡でしょうか?小さな白い花がいっぱい咲こうとしていました。
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深山東菊(みやまあずまぎく)の可愛い姿も
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お馴染み稚児車(ちんぐるま)・・・朝日岳までの登りは本当にツラカッタのだけど こうやって可愛い花達に励まされてなんとか歩くことが出来ました。でも、写真はどれも一枚きり・・・今思うと勿体無かったけれど、あの時はそんな力はどこにも残っていませんでした。
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[12:30]ようやく朝日岳に到着です。みんなバテバテです。
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朝日岳は360度の展望が素晴らしい山頂です!とりあえずお昼ご飯タイムにすることにしました。
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まずは、乾いた喉にはオールフリー♪ う~生き返る~!
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縦走中は基本的にのんびりお昼ご飯を作ったりしないので、おにぎり&唐揚げべんとうを持ってきましたが、みんなあまりにも疲れていて食欲無し。パリパリの海苔を巻いておにぎり一個と唐揚げ食べたらギブアップです。
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そこにやってきた途中何度も抜いたり抜かれたりしながら歩いてきたSO大生パーティー・・・お腹空いているらしい。という事で残りのおにぎりと唐揚げは彼らのお腹に納まることになりました。こっちは3人、あちらは4人でおにぎりと唐揚げを賭けて大じゃんけん大会(笑) こんな大変なコースを重たそうな荷物を担いで歩いてる若者達に会うと嬉しくなりますね~♪
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歩いてきたトレイルを眺めながら、ここで相談です。本当ならば蓬峠にある蓬ヒュッテでテント泊する予定でしたが、時間的に無理そう。辿り着いたとしても5時過ぎてしまうだろう。体力的にもこれから4時間以上歩けそうにない。明日が大変になるのは分かっているけれど 今日は清水峠の避難小屋でテント泊をすることに決めました。
そう決めたら、心にも体にも大分ゆとりが生まれて、のんびり行けばいいねと みんな笑顔になって出発です♪
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ここからジャンクションピークまでの陵線の美しいこと!
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朝日岳から少しくだったところが宝川温泉との分岐です。この分岐から下ったところに水場があるはず・・・と空になったペットボトルを手に下って行きました。
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真っ白な雪渓は息を飲む美しさ(^-^)水場はこの雪渓の下からちょろちょろと湧き出していました。
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学生君達は休憩を終えて 先を歩いて行きました。彼らも清水峠でテント泊の予定、賑やかになりそうです。
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木道の上をのんびり歩くのはなんて気持ちがいいのでしょう♪
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立ち去りがたくて・・・振り返ってこの景色を目に焼き付けよう。
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お隣の山はどこの山なでしょうか?
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夢のように楽しくて美しい陵線歩きはここまでで・・・
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ジャンクションピークを過ぎて下りに入ると
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雪渓がすぐそこまであるくらいだから、最近までこの辺りにも雪が残っていたのでしょうか、どろんどろんのトレイルが始まって
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注意しながら歩かないと危険な崩壊地に突入。神経を使いながら下っていかなくてはなりません。
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ムンムンする夏山の匂いがして、そうかぁ、もう夏山なんだなぁとしみじみ思ったり。
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明日歩くことになる山の塊を見て、大丈夫だろうかって心配にもなったり。
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下りが苦手な私は前を歩く二人に追いつけないのだけど 自分のペースでお花を愛でながらのんびり♪
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目指す避難小屋も見えていることだし、急ぐこともないかなと。
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相棒はあんまりゆっくりの私を立ち止まって待っていて、大丈夫?滑落したかと心配したよって。ちゃんと歩いてるよ~!
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池ノ窪・・・小さな池塘がいっぱい
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とっても素敵なところで嬉しくなっちゃいます♪
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だけど、小屋が見えてからが長い・・・の法則。下っては上り返しの連続でちっとも小屋に辿り着かないの。
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いい加減歩くのが嫌になってきて、我慢の歩き。あと少し、あと少し・・・
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[3:15]避難小屋の前でもうすっかり出来上がっていた皆さんに盛大に迎えていただきました(#^.^#)疲れた~!この日の行動時間は休憩を含んで8時間越え。重たいザックを背負ってよく歩きとおすことが出来たな~と思いました。

避難小屋の後ろにテント場がありますが、4~5張りのスペースしかなくて、すでに2張り。迷っていると避難小屋の隣にある東電送電線監視小屋の前にも張れると教えていただいて、そちらの草原の上にテントを張りました。先客でソロの方がお一人、地元の方で色んなお話を聞かせていただきました♪
テントを張って、少し昼寝して・・・夕飯の支度に取りかかりましょう。
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今日も丸鍋持って来ましたよ~!実はこの丸鍋を買ったのは アルファ米不味くて嫌~って言っていたともちゃんとの山行でご飯を炊きたいと思ったからでした。ご飯の炊けるのを待ちながら 担ぎ上げてきたプレモルで乾杯です♪
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こちらも青空に似合いますね~!この日は私達はご飯を炊いただけで・・・ともちゃんにご馳走になってしまうことに。
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つぶ貝のバター醤油炒め・・・めっちゃ美味しかった!そして、メインは・・・
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ともちゃんが作って来てくれた和風キーマカレー。ともちゃんはとてもお料理上手なんです!
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温玉もとろーりかけていただきました。美味しかったなぁ。いつもこうやってご馳走してもらうことが無いので 余計にありがたくて。美味しかったぁ、ご馳走さまでした。

この夜はまだ空が明るい6時にはみんな撃沈・・・もうすでに筋肉痛が始まっていて明日はちゃんと歩けるかなぁと不安な気持ちが少しと、どんな景色に会えるのか楽しみ!!!という期待で心の中がいっぱいの夜でした。

二日目へ続きます。
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by akko-kornblume | 2012-06-26 19:45 | 山 2012


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