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2010年 10月 21日

多摩川源流に出会う旅@笠取山     2010・10・17(日)

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ずっと前から気になっている山がありました。それが奥秩父に位置する笠取山。笠取山から流れ出て 一ノ瀬川→丹波川→奥多摩湖→多摩川と名前を変えながら東京湾に注がれる大きな川の一滴を見たいと思いつつもアクセスが悪いためなかなか出かけられずにいました。
紅葉の山々は混んでるだろうし、中央道も出来れば使いたくない。それなら、青梅街道をひたすら走って行ける山 笠取山へ行ってみようと朝早く自宅を出発しました。



明治の末期、東京府は水道用水である多摩川の水を安全確保するために、ここ笠取山南面をはじめ多摩川上流一帯の土地を買い入れ、以来、水道水源林として森の再生や管理が行われていて、それらの巡視道などが現在の登山道になっていて、多摩川源流の水干(みずひ)一帯は東京都水道局による水源地ふれあいのみち事業の一環として「源流のみち」として整備されています(抜粋)

我が家から笠取山登山口の一つである作場平(さくばだいら)登山口まではナビによると2時間45分かかるという。結構遠いね・・・4時半過ぎに家を出てひたすら青梅街道を走って登山口に着いたのは7時。準備をして出発 と思ったら相棒がすごく眠たいからちょっとだけ寝させてと。
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[7:45]登山口のWCをお借りしてようやく出発!東京都水道局の管理しているWCでペーパーもありました。
気温は何度だったんでしょう?寒かった~!もう一枚上着を持ってくれば良かったと後悔・・・まあ、歩き出せば暖かくなることでしょう
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歩き始めはヒノキやカラマツの人工林の中 となりには一ノ瀬川が流れています 生まれたばかりの小川の水は澄んでいて美しい
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沢を渡るのは苦手だけど 沢沿いを歩くのは大好きな私。水の流れる音を聞いているだけで癒される~!
実は情報も少なかったので紅葉は全然期待していなかったのだけど それがなかなか綺麗で・・・この辺りはあともう少しかなぁ
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よく整備されたトレイルです。静かな山歩きが出来そうで嬉しい!
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実りの秋ですね~きのこは怖いので見るだけに
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何度も小さな沢を渡ります 
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30分も歩けば一休坂分岐 ここでヤブ沢峠へ行く道と分かれます  一休坂には急登と書いてある!どんな急登か見てやろうじゃないって感じで一休坂へ(ただ急坂を下りに使いたくないだけですけどね)
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実はここからが綺麗なところでした
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全然期待していなかったので嬉しい 奥秩父も紅葉始まってたんだね 東京と近いイメージなのでまだまだなのかと思ってました
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ここで馬止との分岐 私達は水干へ ここからが急坂といわれる一休坂らしいけどどこが急なのか?ずっとゆるゆるなトレイル
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大きなどんぐり どんぐりの種類も覚えてはすぐに忘れるわたし 
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一休坂からは大きくて美しいミズナラの天然林が続いて 歩くのが楽しい 素晴らしいトレイル
森の母と呼ばれるブナとともに日本の山地に広がる森林の代表選手 この辺りのミズナラは樹齢300年だとか 他にもカエデ リョウブ ブナ コシアブラなどの広葉樹林が広がります わ~私ここ好きだわ~♪
ほとんど汗もかかないようなのんびりした道 急坂は無かったですね
しばらく歩くと小沢に沿った明るい道へ 気持ちのいいところだね~なんて話しながら歩いて行くと小鳥の群れが赤い実の生る木にいっぱい
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どうもカワラヒワのようですこの鳥は相思鳥(ソウシチョウ)と言うそうです。wagtailさんに教えていただきました。
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カワラヒワ(河原鶸) 我が家の野鳥図鑑には冬に河原や農耕地で大群で見られる鳥 全長15cm(スズメより少し大きいくらいかな) キュキュキュ キリリと鳴くと書いてありました。 初めて見る鳥でした。外来生物法で特定外来生物に指定されており、日本の侵略的外来種ワースト100選定種にもなっている・・・日本では江戸時代から飼い鳥として親しまれてきており、外来生物法施行までは愛玩鳥として多数飼われていたが、現在は同法施行以前から飼育を継続し、届出を出している者以外の愛玩、観賞目的での飼育は禁止されている・・・あんまりありがたくない鳥のようですね。
この日は他にもルリビタキ、コガラ、ゴジュウガラなどを確認。
写真は難し~です(*^_^*)
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小沢沿いの道は程よい登り坂 生まれたばかりの沢
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ホントにどこもよく整備されていてファミリーハイキングにもいいところかも
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橋を渡るとそこには水場がありました
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冷たくて美味しい水がじゃんじゃん流れて
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[9:12]水場から一登りで笠取小屋に到着  写真撮ったりしながらのんびり歩いて一時間半 このコースは私的にはとても好きな道でした
小屋はシャッターが下りていて 人はいないようでした まだ小屋の方はいらしてないのかな?
お昼ごはんにはまだ早いので そのまま山頂へ向かうことにしました
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もう少しいいお天気に生るのかと思ってたのに・・・今日はどんより曇り空
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どうしたの 今頃咲いて ホタルブクロさん 今日見た唯一の花
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10分ほど歩くと雁峠(がんとうげ)との分岐 この辺りはススキがいっぱいの高原のような気持ちのいい場所 ここを雁峠のほうへ道を進めると雁坂峠を経て甲武信岳へと繋がるんだね 奥多摩奥秩父縦走路・・・いつか歩いてみたい我が家の夢の一つ 
雁峠まではほんの15分くらいだったのに 行けばよかったなぁ ちゃんと下調べしてたらなぁと後悔
分岐からほんの少しで分水嶺の道しるべ
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小さな丘のような分水嶺 へ 
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丘に登りながら振り返る お天気良かったらもっと楽しかったのになぁ 
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あえて書く必要もないとは思うけれど分水嶺とは異なる水系の境界線のこと 雨水たちの果てしな旅のはじまり
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石碑の三方には川の名前 ここからはお隣の山 燕山(つばくらやま)古礼山 水晶山の眺めが良くて 行きたくなってしまう
さあ ここから笠取山まではほんの少し 
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ホントに笠のような三角錐の山
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残念ながらこの辺りの紅葉はもう終盤のよう
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それでもまだまだ綺麗な木もあったり
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水干との分岐には錆びた機械が転がってて 時が止まったみたいだ
さて 登りますか! 笠取山は直登 でも山頂が見えてるし 大したことはない 
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振り返ると あら 意外と綺麗じゃない
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ぜいぜいいうようなコースではない ってゆっくりだったからかな 相棒ははるか先 相変わらず元気
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カラマツの黄葉も綺麗 お天気良かったら輝いて見えたかもなぁ あ~残念!
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それでも こうやって山や森の中を歩くと元気になるよね 
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富士山も見えました ズームにしないとはっきり分からないくらいだけど こんな空だけど富士山まで見えるなんて嬉しい これからは富士山を眺める山に行きたくなる季節 今年はどの山から富士山を眺めようかなぁ
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笠取山のすそに広がる森は美しい ここから私達の飲んえいる水は来ているんだね
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輝いている森を見たかったなぁ また来年来ようかな 山頂からの素敵な眺め 
さて では相棒のジャンプを
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今日は1ジャンプで撮影終了 狭い山頂でみなさんに迷惑かけないように 青空だったら良かったのにと何度もおもってしまうよ
地図上の山頂はここから少し尾根を行ったところ
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ちょっと楽しい尾根歩き 奥秩父っぽい 両神山もこんなだったような
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ここですれ違った小さな男の子 なんと5才 私の小さな甥っ子もここまで来れるかしら 危険なところは無かった
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もう一つの山頂までは数分 写真が無いけど こちらも狭くて寛げるようなところでは無かった
山頂を過ぎてしばらく楽しい尾根歩き
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山頂を振り返ったら急降下 よく歩かれていていいトレイル 今日唯一のちょっとワクワクな道
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急坂を下りたらあとは落ち葉を踏みながらのんびり 
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こんなトレイルをカサカサ落ち葉を蹴りながら歩くとあっという間に水干(みずひ)へ 水神社が祭られていてその下に小さな岩のくぼみがあって
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どれどれ覗いてみよう
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う~ん、お湿り程度 でもここが138㌔の多摩川のはじまり 
名前の通り水流が涸れるところ 山に降った雨はここから60m下で地上に出て小さな流れになっているんだそう ってそこまでは地図には無い道だったので行かなかったの・・・きちんと分岐の道しるべもあったのだけどどこに繋がるかが分からなかったので行かなかった 後で調べたらちゃんと戻って来れたようでショック!次回は必ず行かなくっちゃ
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水干からの眺め 綺麗な森ですなぁ
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水干からはカラマツ林の中を歩くと 錆びた機械のあった分岐から 雁峠の分岐へ繋がって
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秋だなぁと感じる風景 このまん丸なあに?
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秋を満喫したところで小屋のベンチでお昼にすることにしました
小屋もベンチはまだ新しくて綺麗で 小屋のおじさんが出勤してらしたので お借りしま~すと声をかけて
とっても親切な小屋のおやじさんでした 小屋の前は広々としてて大菩薩が見えて ここでテン泊したら気持ちいいだろうね~来年やろうかと計画 ここまでテント担ぐのは大変じゃないしね 
山バッチは無いそう ビールはあった模様 今日のお昼はこれ
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私はハヤシ 相棒はカレー このシリーズって初めて食べたけれど安いのにちゃんと美味しかった 近くのOKスーパーでは激安の¥69 安すぎません?
ご飯を食べて 源流の水でコーヒーを飲んで 姪っ子の浅草土産(舟和のあんこ玉・・・美味しくって気に入りました、あ~ちゃん、ありがとうね)を食べたら さあ、下りましょう!

小屋の前にあった木 さっきカワラヒワが食べていた木と同じで 落ちていた実?花?はこれ
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 小屋のおじさんに名前を聞こうと思ってたのにおじさんはもう仕事は終了したのか軽トラで下山したあとで聞けずガッカリ
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下りはヤブ沢峠を通るゆるゆる道
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相棒が鳥を見つけてなかなか来ないので小さな芽を撮ろうと 小さすぎてピントが合わない
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紅葉が見られると期待していなかった割には楽しめた秋の一日だったかな
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前から来たかった多摩川源流の山 笠取山 少し歩き足りないけどそれでも気分もリフレッシュ出来たしね
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麓の紅葉はこの週末のほうがいいことでしょう
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美しい小さな流れが沢山集まって 多摩川に そして138㌔の長い長い旅は東京湾まで続いていく
今日はあんまりお天気も良くなかったので残念ではあったけれど 静かな山の中でまた沢山の元気をもらった素敵な一日でした
登山口に戻ったのは一時半 あちこち寄り道しながらのんびり青梅街道を走って渋滞知らずの一日は終わりました

さあ、秋山JOYはまだまだこれから・・・でも のんびりしてたらすぐに冬将軍がやってくる季節になっちゃいますね さあ、次はどこを歩きましょうか?

by akko-kornblume | 2010-10-21 22:51 | 山 2010


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