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2010年 10月 05日

雲の平は雨だった        2010・9・19(日)~21(火)

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初めての北アルプスでのテント泊は夜中の2時過ぎから降り始めた雨の洗礼を受けることとなりました。雨はかなり強く眠っていられない程。朝方になっても降り止まない雨・・・この雨の中テントを片付けるのも大変・・・とぐずぐずとシュラフに潜り込んでいました。

一日目のレポはこちら



テントの中では作戦会議。こんな天気の中でも雲の平へ行くか、それとも薬師岳も堪能できたしもう下山するか・・・でも、折角ここまで来たんだし、おまけに休みはまだ始まったばかりで時間はある。これで引き返したら絶対後悔するだろうなぁと思うし。朝7時には雨も殆ど止んだのでとりあえず太郎平小屋まで戻って、情報を仕入れてから決めようと、テントの中で無印のバウムクーヘンとカフェオレで簡単に朝ご飯にする。我が家の周りの方達も迷いつつ準備していたみたい。
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ノロノロと準備していたらもうみんな旅立ったあと。私は昨夜、水場に置き忘れた水筒を探しに行ったけれど無くなっていた、ガッカリ。
雨に濡れて重たくなったテント類を担いでますます重たくなった荷物。
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そしてこのどんよりした空模様でテンションは下がるし。
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私のザックは60Lでカバーは55~60Lだったんだけど、小さめだった模様・・・すぐにめくれ上がっちゃう
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太郎平小屋までは20分の登り。ここもお天気がよければ素晴らしく気持ちのいいところなんだろうと思うんだけどね
小屋まで来ると少し明るくなって来たし、なんとか雲の平まで行けるだろうと判断。外のWCをお借りする。すごく綺麗だった!チップ制100円
8時半に太郎平小屋を出発~夢の雲の平を目指して歩き出しました。
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太郎平小屋からしばらく木道を歩きつつ、ここから薬師沢までぐんぐん下って行きます
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雨の後なので滑りやすく歩き悪い。
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前日の転倒の二の前にならないように慎重に行かないと
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トレイルはよく整備されています
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梯子もけっこうあったし
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薬師沢小屋までの間には3箇所の渡渉がある。橋はしっかりしているのだけど、雨で滑るんじゃないかとちょっと冷や冷やしながら渡る
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階段なんかもいくつもあった。薬師沢までは足の指が痛くなるような急坂。いったん沢まで下って、雲の平へ登り返すなんとももったいないな~ってコースなのです。これだけ下って、帰りはここを登るってことだよね・・・途中で会った方が沢まで下ってからの平行移動の木道が長いよと
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まだまだ紅葉には早いんだけど、真っ赤な葉っぱもありました
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こういう橋のあるところ以外にも小さな沢をヨイッショって渡るところが何箇所かあって私にはそちらのほうが怖くてドキドキだった
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キノコの季節到来
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木道は一時間くらい続いた・・・長いです。木道歩きも飽きたよ
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崩壊したトレイルに渡されているペラペラで頼りな気な橋・・・もちろんこれが無ければここは歩くことも出来ないんだけど。信用して歩くしかない ペコンペコンて音がしたっけ
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薬師沢小屋が近づくとゴゼンタチバナの真っ赤な実が沢山ありました
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トレイルから下を覗くと美しい沢が!ここで薬師沢は黒部川と合流。
[11:00]滑らないように慎重に歩いたからかなぁ、少しは休憩もしたけどCTを大分オーバーして薬師沢小屋に到着。小屋のテラスでお昼ご飯。マルタイ棒ラーメンにキャベツや乾燥野菜を入れました。

実はここからは急坂が続くので、途中で会った方がカメラはザックに入れたほうがいい、写真撮るようなところも無いからと言われたのと雨が結構降ってきたので私はカメラをザックにしまい、ご飯の写真以外は撮りませんでした。なので相棒の少しの写真のみしかありません。
実際、写真を撮れるようなところも撮りたいと思うところも無かったんですけど

途中から抜かしたり抜かされたりしていたお二人と楽しくおしゃべりなんかしながら、雨の中だけどのんびりとランチして小屋を出発したのは12時でした。ずいぶんゆっくりしていたようです。これがあとで悲しい結果になるなんて知らずに・・・。

さてまずは怖ーい吊橋で黒部川を渡ります。
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揺れるので一人ずつ渡ります。下は見ないが鉄則です。私は水があると途端に怖くなっちゃうんですよね・・・
吊橋を渡ると、写真の左下に写っているのだけど、川まで長い梯子を下ります。先行者さんがここで落ちたら間違いなく死ぬね~と言ってて、必死で下ります。
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次は吊橋よりも怖いトラバース・・・なんなのコレ?鎖があるからいいけれど、ドキドキ!ここを過ぎると、高天原へと続く大東新道と呼ばれる川沿いの道との分岐。川沿いの岩岩のコースなんて私に歩けるはずがない。もちろんこちらへは行かずに急登コースで雲の平へ
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そう、いきなり急登~そしてここから2時間強ずっと急登が続くのです。経験の浅い私だけど、今までこんな急な坂を歩いたことは無かった、今までで一番辛い登りでした。
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まずは梯子をよじ登る
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大きな岩岩の急登ががどこまでも続く。晴れてても歩き悪いところであることには変わりは無いんだろうけれど、雨の中だと滑るのでずっと緊張が続く
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息が整うことが無く、ずっとハアハアしながら歩き続けた 一歩ごとに足を上げるのに力が必要 ザックカバーがめくれ上がってるし
急坂は覚悟していたけれど、ここは普通の急坂なんかじゃない!ド急坂です。おまけに荷物は重いし・・・ホントに悲しくなるようなところ
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あと少しかな~って思っては何度も裏切られ・・・何度も立ち止まりながらもようやく木道にでたのは2時過ぎ。ちょうど2時間。
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2時間頑張って頑張って歩いてたどり着いた木道・・・ここはホントに雲の平なの?
感動も喜びも湧いてこない あまりにも疲れていたし 視界は20mくらいしかないし 
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木道に出たところで休憩して、相棒の持っていた美味しい野菜ジュースを飲ませてもらって少し元気になった。そうだ、雲の平山荘ではケーキセットがあるんだった。よ~しケーキを目標にあと一時間強頑張るぞ~!大分元気が出てきた(笑)
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黙々と歩いて、アラスカ庭園へ 一緒になったご夫婦の旦那さまは学生時代に太郎平小屋でバイトしていたこともある山男 奥様とは今年の春から山に行くようになったとかで彼ももう10年以上振りの雲の平だとか 彼に低木のブルーベリーが美味しいと教えてもらったりして  甘くて美味♪ 元気が出る
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晴れていたら素敵なところなんだろうけれど どこもかしこもこんな水溜りばかり
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いつもなら楽しい木道も霧雨の中だと滑っていけない 木道CTは1時間10分 なかなか終わらない・・・
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奥日本庭園・・・ここは来たいとずっと夢にまで見ていた雲の平のはずなんだけど
祖母岳(ばばだけ)の分岐も気がつかないまま歩いて、歩いて・・・ふと横を見ると雲の平山荘の影がボーっと現れた
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チングルマの花穂がいっぱいで雲上の楽園の美しい姿を想像しながらでも、小屋までのほんの少しの登りもやっとって感じ
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[3:15]長くて辛い雲の平への道でした 
小屋は新築でまだ木の香りのする素晴らしい建物 中に入るとロビーではストーブが焚かれていて濡れ鼠の私達を温かく迎えてくれた 外は雨がだんだん強くなって来ていた
ここに泊ったらどんなにいいだろう 私達はもうくたくたでこれからますます悪化する天気の中でテントを張る気は失せていた 心も折れ気味 
ということで 誘惑に負けて 素泊まりで小屋泊することにしました!多くの宿泊者もテント担いできたけど、もう嫌だって小屋泊まりにしている方が多かった みんな力尽きたって感じで小屋の戸を開けて入ってきていたもの

私達も広々したスペース(もちろん布団一枚に一人)が割り当てられて、雨具は乾燥室に入れて 荷物を下ろしてようやくゆっくりすることができた 冷え切っていた体も心も温まり元気を取り戻した
そうそう、楽しみにしてきたカフェ営業は3時までだったとかで、残念ながらケーキをいただくことは出来なかったのでした・・・それでも、ここは色々な飲み物があったので 私は普段は決して飲まないネクター、相棒はCCレモンを 生き返る~!

すっかり寛いで元気になった私達はホールで他の方達とおしゃべりしたりして時間をすごしました
夕飯はかわみんさんお勧めのあまのフーズの瞬間美食カレーに無印の乾燥野菜とハンバーグ入れて
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山道具屋さんでいつも見かける瞬間美食カレーは一個¥315する高価なものなのでなかなか買わずにいたけれど、お湯を注いで10秒で出来るカレーとは思えないほど美味しい♪ 大満足な夕飯になりました

テントで縦走って思っていたし、せっかく重たい荷物を担いで来たけれど、小屋泊まりにしたのは私達にとって正解だったと思う 小屋の暖かい布団でぐっすり眠ることが出来たし 外は夜中かもザーザー降りだったのでテントでは疲れを取ることが出来なかったと思うし

次の朝・・・天気予報は悪くなる一方だった 今日は降水率60%で明日は90%
本当ならテントを張りっぱなしになして、高天原の温泉に入りに行こうと思っていたのだけれど
前日に行った方が温泉が温かったと話していたし、ここからの高天原の往復は6時間半の道のり
この雨の中を歩いて行くのはちょっと厳しいね という事で残念だけど高天原温泉への夢は次回のお楽しみって事に・・・

この日はずっとザーザー降りだったので、さすがに相棒もカメラをザックにしまったので、写真は無し
昨日来た道を引き返します 結局小屋の中からも何も見えなかったし ここまで来たのは我慢比べみたいなものだったけど それでも素敵な小屋があることもわかったし 楽しい時間を過ごせたしね

昨日登った急登は今日は川になっていた 登りの時、私は何度も相棒にあとどれくらいかな~って聞いて相棒は高度計を見ながら あと200mもあるよとか言えなかったと昨夜漏らしていたので 今日は辛くてもまだかな~と言わないで頑張って歩こうと思った 川になった急坂は滑るし ホントに歩きにくく 疲れた CT通り1時間半緊張しながら慎重に下った

黒部川も昨日とは全く様相が異なって激流になっていた 吊橋も渡渉する橋もドキドキしながら渡った
薬師沢からの登りでは小さな沢をいくつかピョーンと渡るところがあるのだけれど 小さな沢の流れも怖いほどだった そこでまた悲劇が起こった

足の届かない岩をつたって小さな沢を渡る時、向こう側についた足が滑って 沢に落ちた 一瞬のうちに両足とも沢の中 流れに足がとられそうな程の鉄砲水がじゃんじゃん流れている
相棒が落ち着いて 大丈夫だから と手を貸してくれて 倒れそうな体を持ち上げる (相棒も焦っただろうなぁ)
何とか向こう岸に立った 靴の中はもちろんビショビショ 悲しいというか笑っちゃうというか いつか必ずこういう事が起こるとは思っていたけど・・・とりあえず無事で良かったとか言いようが無い

靴の中の水を出して 靴下を絞って履いた それでも歩くと靴の中はクチャクチャ言うし
新品のマムートの雨具のズボンに穴が3箇所開いちゃったし 少し膝を擦りむいてはいたけど 濡れたのは足だけで体は濡れなかったし

もうこうなったら雨を楽しむしかないね こんなことも滅多に無いよ 沢に落ちてからのほうが元気に歩けたかも

12時に何とか太郎平小屋に到着 ホッとした~!
小屋の戸を開けると小屋のご主人が大変だったね さあ、中に入って温まりなさいとこんなびしょ濡れの私達を笑顔で招き入れてくれた 小屋でお昼ご飯をいただくことにした
濡れた雨具も靴も乾燥室に入れて乾かしなさいとストーブの火を点けてくれた こんな親切な小屋ってあるんだと嬉しかった
靴下も新しいものに履き替えて 濡れたものを脱いで食堂へ 
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美味しいネパールカレーをいただきました 美味しかった~!平日はチャイが無料サービス この小屋は働く方達もみな感じが良くていい小屋だとすぐわかりました 
乾燥室で乾かしてもらった雨具 そして靴の中の水分をよ~くタオルで拭いたのでもうクチャクチャいう事無く折立に向かって歩き出したのは13時
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雨も風も強くなっていた ここから3時間の道のり 
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登山道は川のようになっていた
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木道は滑るし 下るだけだと思っていたら アップダウンもあってここからは気力で歩くしかない
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ははは 何も見えない
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足は痛くなるし ここからが一番辛かったかも
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木道が終わってからの粘土質のトレイルも水がじゃんじゃん流れていて滑るのでゆっくりしか歩けなくて
なんと30分もCTをオーバーして登山口についたのは4時半を回っていました
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予定通りにいかないってことは人間の常だけど 今回の夢の雲の平への道のりはホントに辛くて厳しいものでした 自分達の経験の浅さや体力の無さをヒシヒシと感じさせられた旅になりました そして今だから言えることだけど いい経験になった忘れられない三日間になりました
そして宿題をいっぱい残してしまったので いつか必ずリベンジして 雲の平を楽しんで 高天原で温泉に入りに来ようと思います その時までにもっと体力もつけておくようにしなくっちゃですね

帰りはまた長い長い運転・・・一番近い温泉が奥飛騨、平湯温泉 そこまで2時間以上かかります
8時にようや着いたくひらゆの森で三日間の汗を流してあんき屋で遅い夕飯を摂って 相棒はひたすらハンドルを握って自宅に着いたのは夜中の1時過ぎでした やっぱり雲の平は遠いな~~~

長い長いレポにお付き合いくださってありがとうございました
さて、秋も深まって来ましたね~最近は天気予報に惑わされて山に行けずにいた我が家ですが、三連休も野暮用があって山には行けるかどうか・・・秋を探しに出かけたいですね~♪


おまけ
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昨日10月4日は相棒の誕生日でした 平日にお祝いできない我が家は週末に美味しいものを食べに行って ケーキを買ってきてお祝いしました 今回は食べてみたいものをいくつかチョイス 
相棒のこの一年 どんな一年になるんでしょう? 一緒にこうやって歩んで行けることを嬉しく思うとともに 何よりも健康に恵まれて 充実した一年であって欲しいなぁと思います
プレゼントは最近一眼レフを新調したので それをプレゼントという事にしました 高いプレゼントです(笑)
カメラを買うときについでに防水カメラも購入しました これで雨の日でも記録を残せるようになりました と言っても雨の日はなるべくなら歩きたくないですけどね

by akko-kornblume | 2010-10-05 17:20 | 山 2010


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