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2010年 03月 30日

雪山万歳@編笠山        2010・3・27(土)~28(日)

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この週末は青年小屋の竹内さんの主宰する冬山教室の最終回に参加して、編笠山に登ってきました。東京はどんよりした曇り空だったので八ヶ岳はどうかなあと心配しながら中央道を走っていましたが、笹子トンネルを抜けると甲府盆地は見事な青空が広がって南アルプスがお出迎え!八ヶ岳SA(下り)で「八ヶ岳ホワイトカレー」を編笠山を眺めながらいただいて小淵沢駅に向かいました。



小淵沢駅に集合時間ギリギリに到着すると、お一人の参加者が遅れるらしく駅前で雑談。今回の参加者は7名。青年小屋でお会いしたことのあるお手伝いの方達もいらしていてホッとしたけれど・・・皆さんベテランの方達ばかりで初心者は私達だけでした。10時半に最後の方が到着して、車で観音平に向かいました。
小淵沢から走って観音平に入る道は冬季は通行止め。他の登山者はゲート辺りに駐車しておられました。私達は竹内さんが一緒なので観音平まで車で入ることができました。
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観音平は雪は全くありませんでした。ここでダンボール二箱分の食材をみんなで分担してザックに詰め込みます。私はシメジ6袋分のみ。男の方たちはかなり重かったのではないかしら。ありがとうございました!
途中からは雪も深くなるのでスパッツをつけて出発しました。11時18分。
本当は予定では一日目は巻き道を通って青年小屋まで行き、二日目に編笠山に登ることになっていましたが、日曜日はお天気がよくないので今日登っちゃいましょうという事になりました。
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振り返ると甲斐駒が見えて・・・暖かい春の日差しの中を歩きます。
私は夏用のCWXに薄いシャツ一枚。相棒は冬用のアウターをしっかり着込んでいましたけど。
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登り始めの登山道にも雪は全くありませんでした。
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なんだか春の陽気!
みんなのペースはかなり速くてゼイゼイしながらの歩きです。雲海の手前でザックに座ってお昼ご飯にしました。私達は小淵沢SAで買ったおにぎり二つ。
雲海を過ぎると雪もあってところどころ凍結箇所もあり、怖がりでへっぴり腰の私はハラハラドキドキ!でもアイゼンはつけません。前回の天狗の時にも、最後の核心部のみアイゼンをつけてあとはつけなかったし、本来なら明日登頂するはずだったのでアイゼンはザックの一番下に入ってるし・・・竹内さんは「何処を歩けばいいのか見極める目を持って歩く練習をする」ように教えておられるので頑張って歩きます。
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押手川辺りはこんな感じ・・・雪はたっぷりです。ここで少し休憩。あんこたっぶりのドラ焼きを食べました。ピッケルを手に持ちました。
ここからは急登で、私はみんなについていくのに必死だったし、分厚い手袋に替えたので写真は無し。ここからは凍結箇所はないけれど、雪がいっぱいあって急なこともあって歩き方の下手な私はふくらはぎが痛くなりました。それを竹内さんに見抜かれていました!「もっとしっかり蹴りこんで歩かないとふくらはぎが痛くなるし、安定しないよ」ってご指導をうけました。それからは気をつけてしっかり蹴りこんで歩き出したら、ふくらはぎが痛いのは嘘のように直ってしまいました。う~ん、もっと練習しなくっちゃだ・・・。
このあとで一人の参加者の方の足がつってしまって、彼女の荷物を男性陣で分けて持って登ることに。急に冷えてきたからのようです。Gさんが彼女と一緒にゆっくり登ることになって、あとの人は早く小屋に行ってストーブを点けておこうとますますスピードアップ!辛かった~!
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梯子の下の少し広いところで最後の休憩。南アルプスがよく見える絶景ポイント。写真を撮ってたら、頂上からはもっと綺麗だから、さあ行こうって・・・。最後の登り頑張ります!
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樹林帯を抜けると青空が広がって・・・あと少しなんだけどなかなか足が進みません。相棒達はサクサク登っていきました。
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やっと着きました~♪疲れた~!編笠山からのダイナミックな眺めに疲れも忘れちゃいますね~。
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山頂からは八ヶ岳のビック達が勢ぞろいです。かっこいいなあ。ここでのんびり・・・なんて思ったけれど、山頂は風が強くて写真を撮ったらそそくさと下山です。
ハイマツとシャクナゲの密生した北東の斜面を一気に降りていきます。
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ハイマツ帯を抜けると岩石帯に出ます。ここはいつもは岩の上を伝って歩いて降りて行くのだけど、今日は直登ならぬ直下山!岩場が苦手な私には最高のプレゼント。みんなどんどん下って行っちゃたけど、眺めがいいのでもったいない!
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ギボシと権現岳が目の前に・・・冬に登るのは大変そうだわ。
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スルスルと下って行けます。雪の時期にこれをやってみたかったのでした。
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小屋の窓から中に入ります。けっこう高さがあって入るのが大変!小屋の中はもちろん真っ暗で、冷凍庫みたいに冷たい。
まずは水を作るために雪をバケツに集めます。相棒もお手伝い。
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小屋の外は風が強くて雪を掘るのは大変そうでした。バケツに三杯と大きなビニール袋いっぱいに雪を集めます。
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薪ストーブに火を点けて水を作ります。部屋も暖まって体もポカポカ。
水を沸かしたら、まずはストーブの周りに座って乾杯です。夕食はみんなで担いできた具財でお鍋でした。
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野菜に鶏肉、ホタテ、海老、牡蠣・・・もうお腹いっぱい。でもうどんを入れたらまた食べられました(笑)。デザートはイチゴ❤美味しかったあ。そのあとは一個残ったイチゴを誰が食べるかでしりとり大会!国名のしりとり・・・難しかった。
食事が終わったら練炭コタツに移動して、色々おつまみを出しての宴会・・・気がつけば真夜中の一時半まで続く宴となりました。

夜中にはゴーゴー吹いていた風も朝にはおさまっていました。でもお天気は下り坂。パンと野菜とソーセージの朝ご飯を食べたら、みんなでコタツを片付けたり、部屋を掃除して、窓から出て出発です。
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ギボシと権現岳にさようならをして、巻き道を下っていきます。普段の巻き道は岩があったりして歩き悪いのだけど、雪がいっぱいなので歩きやすくなってました。みんなどんどん行っちゃうので写真を撮る暇はありませんでした。
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巻き道の最大の難所。凍ってて足を置くところが無い!竹内さんが足場をカッティングしてくれたので、どうにかこうにか降りることができました。
押手川の手前もあちこち凍っていたので、一人の方だけ(昨日足がつった方。まだよくなってなかったみたい)アイゼンを装着。私は迷ったけど、練習のために着けないで下ることにしました。
押手川で休憩。そこで竹内さんが行きにも言っていたんだけど倒木をベンチにしようとノコギリを取り出して・・・
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男性陣が変わりばんこで太い幹を切っていきます。なかなか大変です。30分ほど格闘して
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大きなベンチが出来ました。きっと沢山の登山者に休んでもらえることでしょうね。
ここで、下ったらお昼ご飯を食べに行こう、ネパールカレーを食べに行こうという事になって、またスピードアップしての下り。何箇所か凍結箇所もあって緊張もしたけれど、足場探しも楽しくなりました。
雲海からは少し長いけれど少し緩い傾斜のグリーンロッジの裏手にでることになる道を下っていきました。ここはそんなに歩かれていないので落ちている枝をみんなで脇に寄せて道を整備しながら下りました。
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なかなか気持ちのいい道です。今度はここを登ってもいいなあなんて思いました。観音平に着いたのは二時をとうに過ぎていました。
押手川辺りから降りだした雪も観音平では大粒になって・・・でも雨じゃなくってよかったねってみんなで話しながら観音平をあとにしました。
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小淵沢のリゾナーレのそばにあるTARA。美味しいネパールカレーを竹内さんにご馳走になってそれぞれ帰路につきました。ごちそうさま、美味しかったです!ご一緒した方達からも沢山刺激を受けました。美味しいおつまみを沢山持ってきてくださったり、お勧めの山を教えていただいたり、楽しい時間を過ごせてホントに感謝です。

今年の冬山初心者教室はこれでおしまいです。来年は赤岳にも西穂高にも連れて行ってくださると言っていただけて・・・それまでにもっともっと体力をつけてきちんと歩けるようにしておかなくっちゃと頑張る目標ができました。竹内さんは強い登山者になって欲しいとみんなに言っていたけれど、山岳救助隊長として沢山の遭難者を助けて来られた経験からの言葉なんだなあと思いました。
出来るだけアイゼンは使わない雪山歩き、最初少し驚きもしましたが、初めに竹内さんに習わなかったら私のような軟弱者は必要がなくてもアイゼンをつけて安全に・・・って考えてしまってきちんと歩くことをしなかっただろうと思うので、こうやって教えていただけたことはホントに有難いことでした。

もう暦は4月になろうとしていますが、山にはまだ雪がいっぱいだからもう少し雪山を歩けたらいいなあと思ったり、春のお花達に会いに行きたいなあとも思うし・・・さて次はどの山を歩きましょうか?悩み多き季節の到来です。

by akko-kornblume | 2010-03-30 01:29 | 山 2010


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