山と野と

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2009年 10月 17日

ビバ!甲斐駒     2009.10.11(日)~12(月)

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9月11日~12日に甲斐駒ケ岳に行ってきました。
山を始めて3年目の私達の今年の目標であった甲斐駒。
一昨年、スキーの帰りに立ち寄った道の駅『白州』から見上げた山容は
あまりにも堂々として美しく、一目惚れ♪

それから事あるごとに、甲斐駒行きたいね~と話してたけれど
見るからに険しそうだし、体力付けないと登れないよね・・・
アクセスも悪いし、三連休じゃないと行けないねと尻込みしてました。

そんな憧れの山、甲斐駒ケ岳にいよいよチャレンジ!
秋晴れの中の山行は苦しくも充実したものとなりました。



本当なら金曜の夜中に出発したいところだけれど、
相変わらず帰りの遅い相棒の為に、土曜はゆっくりめに家を出ました。
中央道に乗ってしばらくして、ふと「山ズボン持って来たよね?」「忘れた・・・」ドジ!
さすがにジーンズじゃあ無理だし、甲斐駒に失礼というもの。
時間もまだ早いし、小淵沢のアウトレットまで無駄なお買い物に行く事に。
コロンビアでお得な品をゲット出来たからよかったものの、前途波乱な始まりとなりました。

小淵沢から下道だと、芦安の温泉に間に合わなくなりそうで、
高速に乗り、中部横断道の白根まで。
芦安駐車場のバス停隣にある温泉になんとか間に合いました。車の中で買ってきた¥298のお弁当を食べて、18時には寝ちゃいました。
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11日は5時10分発のバスに乗り込み、
広河原でバスを乗り換えて北沢峠まで向かいます。こんな素敵なバスがお迎えに♪
お天気も快晴だし、ウキウキしてきます。
でも、とっても冷え込んでいてダウンを着ても寒いくらいでした。

北沢峠に着いて、今晩お世話になる長衛荘に荷物をデポして
いよいよ出発です。小屋の後ろから始まる樹林帯をゆっくり歩きます。バスには沢山登山客がいたのに、この道を登っているのは私達だけ・・・なんでだろ、なんか寂しい。
しばらく歩くと北アルプスやお隣の美しい仙丈岳や9月に登った御嶽山も見えて来て辛い登りに彩りを添えてくれました。
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結局いつものように休憩らしい休みもとらずにひたすらの登り。
私には樹林帯の中の登りは涼しくて歩きやすかったけれど、相棒は寒かったらしくて、R2に雨具まで着ちゃって鼻水まで出てました。
少しなだらかな登りになってしばらくすると双児山に到着。
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ここに来てようやく甲斐駒がどーんと見えました。ほんとにかっこいい山です。でもまだ遠いなあ・・・
駒津峰の頂上に沢山の人がいるのが見えます。みなさん、仙水峠を越えて登って来たんでしょうか?
ここからは双児山を一気に下り、駒津峰を登り返すうんざりなコース。駒津峰への登りは暑いし、足がなかなか前に出なくて辛かったな~!
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濃緑のハイマツ帯でいわひばりが遊んでいたのでしばし見とれたりしながら、一歩一歩進んで行くとようやく駒津峰に到着。ここからの甲斐駒や北岳、間ノ岳、美しい仙丈岳カール、鳳凰三山の眺めは素晴らしかった!行きたい山がまた増えました。魔利支天も迫力があります。
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私達もここで山を眺めながら、おやつ休憩。相棒はドライフルーツケーキ、私はお決まりの塩豆大福。これまで色々な行動食を試してみたけど、甘いものが一番かな。甘納豆はポケットの中で大変な事になったけど・・・どら焼きも気にいってます。
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駒津峰からは迫ってくる甲斐駒の雄姿を見上げながらの尾根歩きが始まります。六方石を過ぎると岩の直登コースと巻き道との分岐。私は相棒に騙されて知らないうちに直登コースを登ってしまいました。気がついた時はもう遅し・・・後戻りは出来ません。岩を這い蹲りながらの登り、どこに足を架ければいいのかわからない、足がとどかない様な岩場がしばらく続きました。自分の体重を持ち上げる腕力が足りなくてくたくたです。
相棒はこんな所が大好きで野生のお猿さんの血が騒ぐようで、ひょいひょいと登って行きます。
待っててよ~!

岩場が終わると、花崗岩と白砂がまぶしい斜面。ハイマツ帯をしばらく登ると、いきなり山頂でした。夢にまで見た甲斐駒登頂、大感激です。やっと登れたね!長い登りだったね。山頂からの眺めは飽きることがありません。
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絶対登ることのできない黒戸尾根、大好きな八ヶ岳、南アルプスの大きな山々、癒されますね。
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周りの方たちもみんな満足そうに見えました。
八ヶ岳を眺めながらの、お昼ご飯も最高です。まずはビールで乾杯。
今日のメニューはコンビにおにぎりと、レトルトスープ。山では何を食べても美味しいですね~。お昼を食べてのんびりしたら、そろそろ下山しなくちゃです。
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山頂にはこんな祠もありました。帰りは巻き道コースを下ります。白砂が滑りやすいので、慎重に歩きます。魔利支天にも寄りたいけれど、その元気はもうないや・・・
駒津峰まで戻るのも、体力がいりました。くたくた・・・
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駒津峰からは仙水峠へとぐんぐん急降下します。足がだんだん痛くなって歩くのも嫌になってきた頃、林の中で可愛い小鳥達が鳴いていました。
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なんて名前の鳥なのかは全くわからないけれど、小鳥のさえずりを聞くと疲れも吹っ飛んでいくような気がしました。
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仙水峠で甲斐駒にお別れをして、北沢峠への道を進みます。これがまた、歩きにくいガレガレの道です。
疲れた足には堪えます。野生人の相棒はこんな道も大好きで、ピョンピョン飛び跳ねながら楽しそうです。早く北沢峠に着かないかなあ。長い長い道のりです。

仙水小屋を過ぎると、駒仙小屋まで沢に沿った気持ちのいい道になります。駒仙小屋の前の広い河原は色とりどりのテントでいっぱいでした。駒仙小屋からの緩い坂道を登って行くと、やっと北沢峠に辿りつきました。
相棒はまだ元気が残っていたみたいで、先に行ってしまいましたけど。待ってよ~!
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今回の山行ではご年配の登山者をたくさん見かけました。
みなさん、本当にお元気で素晴らしいなあと感心!
翌日も仙丈岳を登って行かれる方がほとんどだったみたいです。私達も最初の計画では仙丈にも登る予定だったけど、かなり疲れたし、明日は仕事だし、また来ようよって事で始発のバスで帰路につきました。
芦安からはのんびり下道でした。(お昼まえなのに小仏峠が渋滞してたし)
どこかで温泉に・・・と思っていたけれど、良さそうなところが見つからないうちにとうとう大月まで来てしまい電柱広告を見て立ち寄ったのが、真木温泉。
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もちろん初めてだったし、この温泉の事さえ知らなかったけれど、大当たり!
登山帰りの私達には不似合いな高級旅館。
シャンプーなんかもきちんといっぱいに詰められていて、お掃除も行き届いているし、いいお湯だったし、幸せな気分になりました。全室露天付きの客室の割にはすごーく高いわけでもないみたい。最近は山小屋か車中泊がメインの私達だけど、一度は泊ってみたいなあと思いました。
八王子からは下道のほうが混んでいたので、首都高にちょっとだけ乗っての帰宅になりました。今年はあと何回山に登れるかしら?とりあえず来週は八ツに行く予定です。
その前に、夏の火打、妙高と、 SWの御嶽山のレポを書きたいけどな・・・

by akko-kornblume | 2009-10-17 01:32 | 山 2009


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