山と野と:山 2009
2010-08-23T21:34:09+09:00
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山歩きと野鳥と衣食住についてのいろいろ
Excite Blog
SWの思い出@木曽御嶽山 2009・9・20(日)~21(月)
http://kornblume.exblog.jp/14496775/
2010-06-01T02:05:00+09:00
2010-06-01T10:08:46+09:00
2010-06-01T02:05:25+09:00
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山 2009
この週末は相棒は結婚式の2次会だし、父の所属している合唱団のコンサートもあるし・・・おまけに天気予報もあまりパッとしなくて久しぶりに朝寝坊の週末になりました。
山レポはお休みかなと思ったけれど、そういえばと去年のSW(シルバーウィーク)の山レポを書いてなったなと写真を開いて見ました。この時はブログを始めるなんて考えてなかったのですが、相棒のファイルには素敵な写真が沢山あるではないですか!これはお蔵入りにするのはもったいないからと、どこまで思い出せるか不安ですが御嶽山の思い出のレポを始めたいと思います。
山を始めたばかりの3年前の秋に登った北八ツから見た御嶽山の美しい山容が忘れられなくていつか登りたいなと考えていました。それで、2009年の海の日の連休にも実は御嶽山を目指して、前日にはペンションに泊ったりしたのですが、生憎のお天気で・・・土砂降りの中、登山口で小屋に電話をかけると無理しないでくださいとのこと。結局、御嶽山の姿も拝むことなく、仕方ないねと泣く泣く帰路についた私達。ただ、初めて訪れた木曽がとても気に入ってそれなりに楽しい休日を過ごしたのでした。
あ~これは縁がないのかなとも思いましたが、去年の目標の山だったこともありSWに再チャレンジとなったのでした。
今回は登山口の様子もわかったし、ペンション村から登山口まで遠くて・・・という事で初の車中泊。海の日連休に泊ったペンションのお兄さんから是非、田の原から登ってくださいと言われていました。それならと田の原の駐車場に着いたのは前日の19時。ここまでは木曾福島からバスで来ることもできます。麓のスーパーで買ってきたお弁当を狭いレガシイの中で。夕飯を食べたら即爆睡でした。それもそのはず、この日は諏訪大社から始まってあちこち観光してクタクタだったのでした。朝方冷えました。標高2180mですもんね・・・寒いわけです。お~今日はいいお天気じゃないか!朝日を浴びて赤く染まった御嶽山。テンションが上がりますね。
私は5時には目が覚めてしまってWCに行ったり・・・でも、相棒は寒いと言ってなかなか起きてくれなくて。結局簡単に朝ご飯を済ませて出発したのは7時半を過ぎていました。
木曽御嶽山は古い歴史のある山岳信仰の聖地。海の日の連休の土砂降りの中でも白装束で歩く修験者があまりにも多いのには驚きました。今回はもう巡礼の季節は過ぎたので白装束の方は数人だけしかお会いしませんでしたが。鳥居をくぐって登山道に入ります。
初めはノンビリゆるゆると。
だんだんと上り坂になって
木の鳥居を過ぎると登山道に入ります。
あかっぱげと呼ばれる崩壊地で一息いれます。朝冷えていたので上着も着てきた私ですが、もうこの辺りからは暑くて暑くて・・・。
振り返ると、登山口の駐車場もあんな遠くに・・・そして中央アルプスも見えて・・・素晴らしい眺めです!ここまで登山口からちょうど一時間。
来るまで知らなかったけれど、御嶽山って東京で言えば高尾山みたいな地元ではポピュラーな山だったんですね。老若男女ものすごい人出で登山道で待つこともかなり多かったな。きっと遠足なんかで登るんじゃないかな~でも一応3000m級の山ですからね、高尾山に比べると凄くキツイですけど。
8時55分。8合目の石室避難小屋に到着。私はこの暑さでかなりバテて・・・疲れた。
それでも振り返ればこの美しい景色に癒されて相棒が富士山も見えるよ~頑張って~と。ハイ、頑張ります!
でもね、炎天下の中の登りはやっぱり辛いや。
大滝頂上小屋が見えてからがまた長い・・・行き交う人と励ましあいながらの一歩一歩
辛いのはみんな同じだとわかってはいるんだけど
やっと大滝頂上・・・頂上山荘の脇の石段を上がると立派な大滝口頂上奥社がありました。もうバテバテの私・・・ホント暑さには弱いよぉ。ここからやっと目指す剣ヶ峰が見えました。まだ、こんなに登るんだ・・・あ~。
大滝山頂が2938m、剣ヶ峰まであと130mの登りか・・・。ここは強風帯だとか。この日は風は強くなかったけれど。剣ヶ峰直下の最後の魔の階段・・・暑さに強い相棒は元気なもんです。
やっとの思いで剣ヶ峰頂上へ(3067m)山頂写真を撮る順番待ちは相当なものでした。相棒は寒いらしく毛糸の帽子まで被ってます!山頂に着いたのは11時20分でした。CT3時間のところ4時間弱もかかりました。休憩も多かったけどそれにしてもね・・・。御嶽神社奥社の脇でお昼ご飯にしました。(何を食べたか覚えていません)
ここからのすばらしい眺めを見たら頑張ったっていう満足感、達成感もあって疲れもどこかへ吹っ飛んで行きました。殆どの方はここまでのピストンのようでした。ここから先が素敵なのにもったいないなあ。
さて、お昼を食べたら今日の宿、五の池小屋に向かいます。この季節は御嶽山の頂上山荘などの営業は終わっていました。ここは修験の方の為の小屋なので(誰でも泊れますが)修験者の来ないこの季節やっているのは二の池新館と五の池小屋のみ。私達は海の日もこの五の池小屋に泊る予定だったので今回もこちらにお世話になることにしました。
お昼を食べて元気になった私達は剣ヶ峰からぐるっと一の池(水はなかった)を廻ってまずは二の池にGO!
高度感もあってここを歩くのは楽しい!
ホントに素晴らしい眺めが続きます。た~の~し~い~~!お~美しい二の池が見えてきました。神秘的な水の色です。ここからはぐんぐん下っていきます。二の池新館はまだ営業中でWCをお借りしました。新館というだけあって外のWCもすっごく綺麗でした。
もう時期が遅くて諦めいたのですがところどころに花が咲いていました。イワキキョウでしょうか?青い花の好きな私❤かわいいなぁ。
二の池からは賽の河原を歩きます。信仰の山だけあってあちらこちらに御嶽教のモニュメントもありました。賽の河原避難小屋まで登ってくるとこれまた美しい三の池が見えてきました。
水の色が二の池とは違って深い青。摩利支天乗越です。このまま小屋に下るか迷いましたが明日はここは通らないので荷物をデポして摩利支天山に向かいました。
眺めのいい所ではいつも気分はサウンドオブミュージック♪荷物がないと楽チンでいいわ~。
ここから見えてるのは御嶽山の一部なのかな?大きな大きな山なんですよね。
摩利支天乗越に戻るとこれから行く五の池小屋が見えました。登ったかと思うと一気に下るの繰り返し・・・。
五の池の水は小さな水溜りくらい。小屋でまずは宿代を払ってビールを買って・・・今日歩いてきた道を眺めながら乾杯しました。なんとか無事に着いてよかったね~♪小屋に着いたのは3時をとっくに過ぎていました。ここで、ノンビリしててもいいけど、せっかくだから継子岳まで行ってみようかと手ぶらで出かけました。元気なもんだわ。
継子岳までの間は針の山なんて呼ばれるところで岩が沢山ありました。
頂上からはお隣の山乗鞍岳が美しい姿を見せて・・・いつまでも眺めていたいそんな時間。でももう4時半・・・そろそろ小屋に向かいましょう。
歩いてきたのはあのてっぺんからだね。いやいやホントに美しい山なんだわね。
四の池・・・小川が流れています。相棒は四の池をぐるっと回って帰りたかったみたいだけど、大分日も傾いてきたので諦めて来た道を戻りました。
小屋に着くころにはアーベントロートの時間がやって来ました。
まずは夕日が落ちてきて山も赤く染まってそして遠くの山々はピンク色に・・・夢の中のような素敵な時間。この美しい夕焼けを眺められることに感謝しつつ、いつまでも眺めていました。来てよかったね~!
さて、お待ちかねの夕飯です。夕飯は2回戦。
この小屋は若いスタッフが多くて小屋はウッディーで小さいけれどとっても気持ちのいい小屋でした。そして夕飯の美味しいこと!今まで泊った小屋の中でも上位にはいるかも。
夕飯が終わるとストーブの周りでみなさんとお喋りの楽しいひと時。空には満天の星が広がっていました。
相棒はコンデジで星空の撮影に挑戦☆寒かった~と帰ってきました。
ゆっくりした時間をすごして就寝。たしか、どなたかのいびきが賑やかでよく眠れなかった記憶が・・・(笑)
山の朝は素晴らしい!
眠りについていた全てのものがだんだんに目覚めていく。
雲海も広がってて綺麗だったなぁ。
三の池にも朝が来ました
もう一枚雲海・・・こんなに素敵だったんだわって思い出しました。
朝ご飯の写真なかったけど食べました。メニューは覚えていないなあ。準備をして6時半には出発(真面目だったんだな)今日は摩利支天には行かない巻き道で・・・三の池を間近に見るコース
危険箇所ありの道だったけど、危ないところはなかったような・・・。
三の池を振り返ってみたり幸せだよ~最高に楽しいよ~~~!
今日もいいお天気!
下りは楽だね~二の池に戻ってきました。二の池のこの部分だけ雪が残っていました。
ここからは剣ヶ峰を巻くコースに入ります。
雲海の下に駐車場がはるかかなたに見えてきました。
日差しは強いし暑いけれど、下るだけなのでいい気分です。ぐるっと歩いて大滝頂上を越えて・・・あとはひたすら下るだけ・・・以外に長いんだわ。やっぱりクタクタになりました。途中からは雲も多くなってきてグングン下って飽きてきた頃に登山口に着きました。10時半でした。
木曽御嶽山・・・二度の挑戦のお陰でお天気に恵まれたこんな素晴らしい二日間を過ごせてとってもラッキーだったと改めて感じました。こうやって見ると御嶽山ってとても雄大で変化に富んだすっごく魅力的な山で、東京から近かったら何回でも行きたくなるような山だなと思いました。お花の季節もどうも素敵らしいし・・・またチャンスを作ろうかなぁ。今の季節はまだ雪がいっぱいなんでしょうかね?
季節はずれのレポなのに長くなってしまいましたけれど、お付き合いありがとうございました!
さて、我が家はそろそろテント泊に再挑戦してみようかと企んでいます。それに夏の山もどうしようか~どこを歩こうか・・・と悩み中です(笑)みなさんはいかがですか?]]>
雪のクリスマス会@八ヶ岳 高見石小屋 2009・12・19(土)~20(日)
http://kornblume.exblog.jp/13292850/
2009-12-22T00:19:18+09:00
2009-12-22T00:19:13+09:00
2009-12-22T00:19:13+09:00
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山 2009
師走の慌ただしい毎日が続いている今日この頃でしたがなんとか時間が出来たので、楽しみにしていた高見石小屋のクリスマス会に参加してきました。
高見石小屋は、今年の2月にスノーシューツアーでお世話になり、アットホームな温かい雰囲気が気に入っていたので、また行きたいと密かに願っていました。夏には星空を見る集いなども開かれて参加したかったのですが都合がつかなかったので、是非ともクリスマス会には行きたいなと思っていました。
あいにく数年に一度の寒波が押し寄せてきていて大雪が降ったばかりでどうなることかちょっと心配もしましたが、真っ白な銀世界を一足先に楽しんでくることが出来ました。
今日のクリスマス会は小屋の方が登山口である渋の湯までお迎えに来てくださるというなんとも親切なお計らい付き!
私達は2月に歩いた道だしね、二人で歩いて行こうかと考えていましたが、7時半に家を出発するつもりが8時半になり・・・何とか集合時間の11時半に間に合うかしら?と大慌てで出発しました。
ラッキーな事に今日は中央道も空いていて、八ヶ岳PAで八ヶ岳ホワイトカレーを食べる余裕もありました。
車窓からは鳳凰三山のオベリスクもはっきり見えました。南アルプスはいいお天気のようです。
でも、お隣の八ヶ岳といったら・・・ほとんどが雲の中に・・・編笠山も見えません。
でも、まあ小屋の方の迎えに来てくださることだしね、大丈夫でしょう!
諏訪南ICを下りたら、信玄公の隠し湯として知られる渋の湯を目指します。御射鹿池を過ぎると急に車道にも雪が積もっていました。
ここからは何度もカーブを曲がって慎重に山を登って行きます。
渋の湯に着いたら、渋御殿湯のフロントに駐車場代二日分2000円を払って身支度を整えます。私達はきっと遅いほうだろうと思って急いで準備していたら、小屋番さんがいらしてバスが遅れているから少し出発時間が遅くなるとの事。ちょっと胸を撫で下ろします。
茅野からのバスが着いて他の方も準備をしています。軽アイゼンとロングスパッツは必携です。小屋までご一緒する方は12名でした。ここの気温はマイナス10度でした。
私達は列の最後を歩きました。私達の後には、今日から小屋で働く新入りの小屋番さんが歩きます。この辺りでも雪はかなりあったのですが、前日の夜中に降った雪はさらさらフカフカでアイゼンはちっとも効きません。何度かずるっと滑ったりもしましたが、楽しくて笑っちゃうレベル。
森の木々は雪で真っ白!メルヘンの世界です。やっぱり雪はいいなあ~!
相棒は先週ユニクロで買った帽子を被ってきました。半額で1000円だったんですよ、安い!でも暖かそうでしょ!この写真ではわかりませんが、相棒はまつげが凍って前を見るのが大変だったらしいです。私はそんな事なかったですけど(笑)
樹林帯を抜けると、賽の河原を登っていきます。残念ながら団体行動だったので写真を撮ることはできませんでした。それに、予想どうり賽の河原は風が強くて手袋を外して写真を撮るのは不可能。寒かった~!
賽の河原を登り終わると、ちょっと急登があって樹林帯に入っていきます。ここからは、20分ほどで高見石小屋に到着です。
小屋に着いて受付をして、寝床にザックを置いたら、夕食までの間は他の方たちとのんびり前哨戦の始まりです。二階の練炭コタツに入ってどぶろくを飲んだり、ウイスキーをご馳走になったりしました。
夕飯は牛肉のすき焼き風がメインです。お箸が進んでご飯もおかわりして・・・お腹いっぱいになりました。
相棒は岩魚の燻製を特別注文!ジューシーでめちゃくちゃ美味しかったです。もちろん、日本酒に合いますよ。
夕食後は小屋の方がクリスマス会の準備をなさるまでもう一度コタツで宴会の続きでした。
さて、クリスマス会の始まりです。はじめにシラビソのツリーにみんなでろうそくを灯します。
木にのっている白いものは綿とかじゃなくて本物の雪です。素敵でしょー!こんな素敵なツリーは初めてです。
新たにこんなに沢山のおつまみも用意されていました。もちろん、ワイン、日本酒など飲み放題です。
オカリナの伴奏に合わせてみんなできよしこの夜を歌ったり・・・順番に自己紹介をしたり・・・和やかな時間が過ぎてゆきます。おまけにくじ引きもして、プレゼントもいただきました。小屋番さんたちの手作りの品です。私は可愛いマグネット付き額縁(何故かブルドックの写真入り、もちろん入れ替えられますよ)相棒はシラビソのフォークをいただきました。小屋番さんたちが夜なべをして?作ってくださった可愛いプレゼント、ホントに心を打たれました。ありがとうございました。大事にしますね♪
お次はクリスマスケーキの登場です。ここの小屋番さんは現在男性ばかりなのに~こんなケーキどなたが作ったんですかあ?山の中でこんなに素敵なおもてなしを受けるなんて・・・涙もんですね。これで終わりかと思いきや次はこんなものまで!
氷のボールに入ったフルーツポンチです。冷た~い!でも美味しかったです。盛り沢山の楽しいクリスマス会は10時過ぎまで続きました。
次の日は6時半から朝ご飯です。ここの小屋は洋食なんです。
朝ご飯がすんだら、荷物をまとめて下山です。また来ますね~とお約束して記念撮影。
小屋の外はマイナス12度でした。冴えないお天気ですが、今日は初めてのルートで中山を越えて黒百合平を回って下山することにしました。私達より先に4人の先輩方が同じコースを行かれました。私達も追っかけていきますね~。中山までは標高差約250m.の登りです。一登りしたら、汗が流れてきてフリースを脱ぎました。雪がどんどん深くなります。
静かな静かな森の中です。時々、木がピシーと鳴っていました。
ずんずん登って行くと、先輩方に追いつきました。と、言うのも、この先でトレースが無くなっていて道が分からないとのこと。峠にさしかかっていて風も強くなってきました。この辺りの雪は私の腰より上までありました。少し順番にラッセルしましたが、赤いテープも見当たらないし、これでは引き返したほうがいいだろうということになりました。残念ですが無理をしても仕方ありません。潔く撤退です。ふかふかの雪の中を戻って行きます。
下りは早かった~!高見石小屋にもう一度戻って来ました。小屋に着くと寒いから中で温まってくださいと言っていただいたので、小屋で休憩させてもらいました。オーナーの原田さんに温かいコーヒーまでご馳走になりました。助かりました!ありがとうございました。温かいおもてなしを沢山受けてこの小屋がまた好きになりました。小屋の方の話だと私達が引き返してきた辺りは風が吹けば2,3分でトレースが無くなってしまうところだそうです。特に今はまださらさらの雪だったので尚更です。
さあ、下山しましょう。樹林帯の中は風もなくて暖かいくらいでした。でも、賽の河原に出ると風が強くなりました。
茅野あたりは晴れているみたいです。寒いからぐんぐんぐんぐん下っていきます。
ここは今の時期が一番歩きにくいそうです。雪がもっと降って岩の隙間が埋まってくれば無雪期より歩きやすくなるんですけどね。何度も岩の間に足を突っ込みながら歩きました。
でも、なんだか楽しいんです。こけても二人で笑いながら歩いて行きました。
賽の河原を抜けると樹林帯に入りました。今日は時々写真を撮ることが出来ました。
これでね、空が青かったら最高なんですけどね。白っぽい写真ばかりになりました。
歩いている間は寒さは全く感じないくらいです。
渋川を何度か渡ると、渋の湯に到着しました。車に戻って、今回は縄文の湯(大人400円)で二日間の汗を流して、田舎蕎麦を食べて帰路につきました。
さて、今シーズン初の雪山でしたが、とっても楽しい週末になりました。
このコースは私達みたいな初心者でも慎重に歩けば難しいところもないのでありがたいコースです。それに、登りは小屋の方が迎えに来てくださったしね。
ただ、雪がフカフカ過ぎてアイゼンはあまり効かなかったです。刺さるところがない訳ですからね。まだあまり凍結箇所も無かったです。
中山に行けなかったのは残念でしたが、また次回の楽しみになりました。
今年も一年健康で元気に山を歩けて感謝です。来年は何処を歩こうかなあ?
冬の間にもう少し雪山に挑戦できたらなあと思っています。
高見石小屋のみなさま、本当に楽しい時間をありがとうございました。素敵な思い出ができました。次回はお天気のいい週末を狙って行きたいと思います。
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都民の森@三頭山 2009.12.12(土)
http://kornblume.exblog.jp/13234209/
2009-12-14T22:14:08+09:00
2009-12-14T22:14:03+09:00
2009-12-14T22:14:03+09:00
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山 2009
東京都の端っこ、三頭山に行って来ました。
前日は一日中土砂降りの雨だったので、登山道はぐちゃぐちゃかな・・・とちょっぴり行く気も失せて何処に行くか実は朝まで迷ってました。最近こんなことばっかりだなあ。
なかなか明るくならない東京の朝。
でも、我が家の窓からは奥多摩も丹沢もくっきり見えています。
それなら・・・春に行った時に野鳥に沢山出会えたし、よく整備された登山道だった事を思い出して、三頭山に行ってみることにしました。
三頭山の登山口は東京都桧原村にある「都民の森」にあります。
都民の森は奥多摩三山(御前山、大岳山、三頭山)の最高峰である三頭山(みとうさん、1531m)の中腹標高1000~1500mに広がる森です。我が家からナビ情報によると51キロの距離。五日市を過ぎると山道だし、結構遠いです。
無料の駐車場に車を止めて、出発です。入場料も無料です!駐車場からまず森林館を目指して歩きます。ここは舗装道路ですが、かなり急坂。着ていた上着をすぐ脱ぐことになりました。
森林館には写真パネルで森の様子や森の動植物を紹介したりしています。
休憩室やレストラン「とちの実」もあります。
まずは森林館の前の斜面で可愛いヤマガラに出会いました。
人に慣れているのか、こんな習性なのかわからないけれど私達と5分位遊んでくれました。
ヤマガラの衣装ってなんて素敵なんでしょう!潤潤した瞳もたまりません。
ヤマガラに会えただけでもう満足な私達。来てよかったね~!
この斜面付近では春に来た時も野鳥が沢山集まっていました。
きっと日当たりがいいからでしょうか?
今回は直接尾根道にでる鞘口峠に向かわずに山菜の路を歩くことにしました。
今日の目的の一つは、先日私の父からのおさがりで我が家にやって来た一眼レフを使ってみることでした。
だから、なかなか先にすすみません(笑) お~い、先に行っちゃうよう!
最近はずっとコンデジの液晶を見ながら写真を撮っていたけれど、ファインダーを覗いて写真をとるのはやっぱりいいな~!なんだか久しぶりでとっても楽しいし、好きだなあ!
あ、でも、私は機械音痴なのでもっぱら相棒の肩にかかってましたけどね。
よく整備された登山道が続きます。
でも、ここを過ぎると急なつづら折りの道がずっと続いていてけっこうキツイ!
思っていたより汗をかきました。
山の木はもうすっかり葉を落として、サクサク落ち葉を踏みながら、明るい道を歩くのは楽しいですね。
ツガの路を少し登ると尾根道に出ます。よいこらしょ!
ここから10分ほどで鞘口峠に着きました。鞘口峠からがホントの登山道です。日当たりが悪くてぐちゃぐちゃな道・・・滑りたくないけどなあ。おまけに急登が続いて、ふくらはぎが痛いよ!
あともう少しだ・・・。こんなにきつかったっけなあ?・・・この道。
しばやく歩いて山頂に近づくと笹の間を通る気持ちのいい道になりました。この辺りも野鳥が沢山いました。残念ながらいい写真はとれなかったけど、シジュウガラ、コゲラなどが美しい声を響かせていました。
野鳥を探しながら歩いているうちに山頂に到着。東峰の展望台からは賑やかな笑い声が聞こえてたので中央峰に向かいます。(三頭山というくらいですからね、三つの山頂があります。あと一つは西峰)
途中からもちらちら見えていましたが、山頂に着くと、石尾根が良く見えました。
今年は行けなかった雲取山(冬の間に行きたいねぇ)、初夏に稲村尾根から登った鷹ノ巣山と奥多摩駅まで歩いた石尾根も雪で白くなっていました。
富士山もまだ待っていてくれました。山頂に着いたのは1時を回っていたから、もう見えないだろうと思っていたので、嬉しい!
山頂は沢山の登山者でいっぱいでした。きっと、忘年山行なのかなあ、みなさん楽しそう!
山頂は広くてとってもぽかぽか暖かくて・・・私達はベンチに座ってお昼ごはんにしました。
今日のメニューは昨晩作っておいたおにぎりと、なかなか消費できなかったカップヌードル(笑)
デザートはいただき物のねんりん堂のバウムクーヘンとカフェオレ。美味しかったです!
暖かくて気持ちいいからまだまだゆっくりしていたいけど・・・周りはいつの間にか静かになっていました。さあ、下りましょう。
下りはムシカリ峠までは尾根道を歩きます。明るくて歩きやすく手入れの行き届いた道です。今度はこっちから登りたいな。
ブナの美しい森の間を歩いていきます。いいお天気です!
前回は大沢山を経て、深山の路を下ったので、今日はムシカリ峠からブナの路を下ることにしました。
ほんとによく整備されています。三頭沢沿いの路です。夏は涼しくて気持ち良さそうです。
滑らないように気をつけながら歩いていきます。途中で沢山の人たちがカメラや望遠鏡、双眼鏡を持って集まっているテラスがありました。今思えば、むささびの巣でもあったのかもね・・・尋ねてみれば良かったな。
テラスから10分ほどで三頭大滝に到着。
ここの谷には滝見橋が架かっていて滝を見るのに最適です。紅葉の頃に来るといいかも。
三頭大滝からはウッドチップが敷き詰めてある森林セラピーロードをのんびり歩きました。
この辺りからだんだん雲行きが怪しくなってきました。明日にするか迷った登山でしたが、今日来て正解だったようです。気温も下がってきました。
森林館に戻ってトイレに寄っている間に相棒は丸太切り体験を始めていました。
なかなか難しいみたいで、はあはあ言って切っていました。
今日はこれが一番疲れたそうな・・・。
東京都桧原村「都民の森」 まだまだ奥が深くて歩いていない道も沢山あるのでまた遊びに来ましょう。野鳥も多いし、珍しい山野草も沢山見られるみたいだし。
都民の森と言っても、都民のどれ位の人達がこの存在を知っているのかなとふと思いました。
都心からだとここまで来るのは遠いし、アクセスも悪いからねえ。でもね、大滝くらいまでなら小さい子供でも歩けそうだし、もっともっと沢山の人の憩いの場になるといいのになあ。森に触れるって素晴らしいことだからね。
私達は慌てて家を飛び出したので温泉道具を忘れてしまいました。桧原村には数馬の湯っていう温泉施設もあるので次回は是非立ち寄りたいと思います。
それにここには浅間尾根と笹尾根という魅力的なコースもあることだしね。
短い時間ではあったけれど、日常を離れて山や森を歩き、野鳥と出会い、いい空気を吸ってリフレッシュ出来た楽しい一日になりました。
さて、そろそろ山では雪が楽しめる季節になってきました。日曜日には寒空の中、スタットレスタイヤにはき替えも終了して準備万端に整いました。
来週明けには雪山の便りを届けられたらいいなあと思っています。さて、どうなるかしら・・・。
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平日の高尾山 2009.11.24(火)
http://kornblume.exblog.jp/13119025/
2009-12-01T22:05:00+09:00
2009-12-14T22:17:43+09:00
2009-12-01T22:05:08+09:00
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山 2009
ミシュランに選ばれてからというもの週末はいつも混雑していて、もう静かな高尾山を歩くことはできないね~などと、ちょっぴり高尾山離れしている我が家。
たいがいは、陣馬山→影信山→小仏に下山、もしくは日影BS→城山→高尾山山頂を巻いて下山なんてパターンが出来上がってきていました。
でも、本当は自宅から一番近い山域だし、花も紅葉も綺麗なので、もっと気軽にいきたいんです!
それでも、TVや新聞で見る高尾山は人、人、人・・・。あ~、もしかしたら平日なら大丈夫なのかな~?といっても、相棒は仕事だし・・・一人で行くのもね・・・でも行きたいなあ、なんて考えていました。
そんなこんなで最近ブログで知り合ったakemiさんをお誘いして平日の高尾山を歩いてきました。
ご一緒していただいたのは11月24日(火)。
本当はこの一週間前に計画していたのですが、その日は土砂降りの雨でお流れ。
今日もあいにくの曇り空ではあるけれど、雨は夕方からということなのでなんとか大丈夫でしょう。
9時半に京王線の高尾山口駅前で待ち合わせて、歩き出しました。
今日は薬王院の表参道にあたる高尾自然研究路一号路から登ることにしました。一号路はなだらかな舗装道路がずっと続きます。登山口の祠周辺のもみじもなかなか綺麗です。私はこの道を歩くのは初めて。それにakemiさんも普段は岳の介さんと歩くことがほとんどだそうで、私も相棒以外の人と歩くのは初めてでした。何だか新鮮!お互いの山の話から、身の上話まで会って間もない私達はお喋りしながらのんびりのんびり歩きました・・・話は尽きませんね。一号路はほんの少しの区間だけが結構きつい登りなだけで、あとは歩きやすい道でした。
お喋りしているとあっという間にエコーリフト山頂駅を通り過ぎてケーブルカー山頂駅に着きました。
ここで、ようやく一休みです。ここには、えびさんのブログで気になっていた天狗焼きを買いました。一つは自分用、一つは相棒にお土産に♪
黒豆の餡(珍しい!)がたっぷり入っていて、とってもおいしゅうございました。座っていると、汗が冷えてきてちょっぴり寒くなってきました。ケーブルカーで老若男女がぞくぞくとやって来るし、さてまた歩きましょう。猿園の前を通りすぎ、たこ杉のところに来るとakemiさんの今回是非見たかったというあるものが・・・
ひっぱり蛸だそうです。akemiさん、嬉しそうです(^_^)でもね、この蛸、顔はないんです。何でなんでしょうね?ここからすぐに浄心門をくぐります。だんだん歩く人も増えて来ました。
平日なのにけっこう若い学生さんみたいな登山者が多く見られました。浄心門を過ぎると男坂と女坂の分岐に出ます。男坂は108段の石段道、女坂はゆるやかな登り道。
私達は迷わず女坂を登って薬王院に向かいました(笑)。
高尾山薬王院は1260年前に開山したといわれる古刹。厳かな中にもゆったりした気持ちになれる聖地です。高尾山自体がずっとこのお寺の財産だったことから、こんなに豊かな森が残ったと、先日NHKで言ってました。ありがたいことですね。
高尾山は天狗信仰の要地なので、天狗像も立っていました。
ここからは一登りで高尾山山頂です。残念ながら、富士山はまったく見えません。でも、今日は紅葉を見にきたんだしね。まず私達は座る場所を探します。人が多くてなかなか良い場所がみつからないくらいです。
やっと腰を下ろします。山頂からちょっと城山に向かう道に入ったところに決めました。
真っ赤なもみじの下でお弁当を広げます。いい雰囲気のところです。
今日は私はバーナーが苦手なのでakemiさんにお鍋担当になっていただきました。
私はどっちみち毎日相棒のお弁当を作っているので、おにぎりとおかず担当にさせてもらいました。
二人で力を合わせるとこんな豪華なお昼ご飯になりました。野菜たっぷりのお鍋からはお味噌のいい香りがして食欲をそそります。山頂は少し冷えてたので、お鍋でぽかぽかに温まりました。とっても美味しかったです!ご馳走さまでした。
私達はお腹いっぱいになったのでここでしばらくのんびりとまたお喋り。
この間にもどんどん登山者が増えてきました。小学生の遠足らしき子供達も、カメラを片手にした外人さんもやってきたり・・・人を見ているだけでもかなり楽しい!
私達の前はこんなに混雑していました。
ここは高尾山山頂なんです。お花見の時期の新宿御苑じゃないんです!
想像以上の人出にちょっとびっくりです。!でもね、少し離れた所のグループでは、りんご、柿、お煎餅、チョコレートが次々と配給されてたり、、大きな鍋いっぱいのうどんを作っているグループもいたりね、みなさん今日の高尾山をずっと楽しみにしていたんだろうなあと思いました。みなさんの楽しそうで満足そうな様子にちょっと嬉しくなったりしました。紅葉のこんな綺麗な日に来れてよかったですね!だってもみじがこんなに綺麗なんですもんね、楽しい気持ちになりますよね。
さて、お天気もあやしくなってきたし、そろそろ下山しましょう。下りは稲荷山コースを歩きました。実は私、二日前に登った塔の岳の筋肉痛がまだ治ってなくてちょっと不自由でして・・・特に下りが辛くてakemiさんにずっと私ののろのろ歩きに付き合ってもらいました。稲荷山コースは落葉樹も多くて明るくて気持ちのいい登山道です。さすがにこちらは歩いている人も少なくて静かでした。ゆっくり慎重に歩いても一時間くらいで清滝駅に着くことが出来ました。
ちょうど、清滝駅に着いたころ、雨がパラパラと降り始めました。ラッキー!
本当はこのあとで高橋屋さんのお蕎麦を食べようと計画していたのですが、
待ち時間30分だったので今日はおとなしく帰りましょう。残念!
今回は我儘言って私の仕事のお休みにakemiさんに合わせていただいて実現した平日の高尾山登山でした。本当にいろいろありがとうございました。楽しかったですね。
また、いつか一緒に歩きましょうね!今度は岳の介さんと相棒も誘ってみましょうか? ]]>
里山歩き@滝子山 2009.11.28(土)
http://kornblume.exblog.jp/13091661/
2009-11-28T23:24:00+09:00
2009-12-14T22:20:41+09:00
2009-11-28T23:24:40+09:00
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山 2009
何処に登ろうかなかなか決まらないまま週末になりました。金曜晩の作戦会議での相棒の希望は、たくさん歩きたいから雁ヶ腹摺山に行きたいとのこと。CTが8時間もかかるので、遅くても6時には自宅をでないとね・・・と眠りに就きました。
でも、張り切っていたのにあっさり寝坊!さて、お弁当も準備しちゃったしね、何処行こうかとベットの中で地図を広げます。高速が混んでたら滝子山かな、空いてたら日向山(白州)もいいね・・・地図だけ持って慌てて車に乗り込みました。
高速に乗ると高尾山をはじめ、高速沿いの山々の紅葉が見ごろで、富士山も見えて綺麗で、こりゃ滝子山に登って富士山を見ようよ、そして帰りに真木温泉に寄ろうって事に即決!
暖かな日差しの中どんな一日になったのでしょう?
まず高速から見えた紅葉です。高速にのったのは7時半でしたが、今日は渋滞無しで快適でした。ホントにいいお天気で山登り日和!
大月で高速を降りて甲州街道を走って登山口に向かいます。登山口には5台くらい駐車できるスペースがありました。ほとんどの登山者は笹子駅から歩いて来ていました。
小さなお地蔵さんが笑って迎えてくれました。さあ、準備OK~出発です!
ちょっと歩くと沢を渡りました。安心して渡れる頑丈な手すり付きの橋です。
私達の好きな静かな山道の始まりです。
残念なことに滝子山の紅葉はもう終わっていました。きっと、ここの紅葉は素晴らしかったんじゃないかしら?でも、この落ち葉をカサカサ踏んで歩くのも大好きなんです。
ふわふわしてなんだか温かくて・・・
登山道はすみ沢という綺麗な沢にずっと沿っていて沢音が絶えることがありません。
沢沿いの登山道も好きな私はうきうきです。途中にはいくつもの滝がありました。
明るい登山道が続いて気持ちがいい!相棒のフリースは紅葉色。沢はいつの間にか一枚岩の上を流れていたり・・・
私達を楽しませてくれて・・・
なかなか前に進めません(笑)でも、こんなのんびりした時間が生きる力になるんです。しかし、ちょっとのん気に歩き過ぎていたのか、道に迷ってしまいました。踏み跡があったんですが、何だか変なのです。ん・・これ以上先に行けないよ・・・という事で一度後戻りです。この時、私達のすぐ後に二組の登山者がいらして、一緒に地図を出して確認しました。地図には悪路で歩き悪いと記載されていました。戻った分岐はこんなところ・・・
私達はこの右端の道を進んでいましたが、ここで左に急登しないといけなかったのでした。みなさんと、これは分かりにくいね~でも、気が付いてよかったですね、なんて話しながら歩きました。30分くらい時間のロスをしました。気をつけないといけないですね。冷や汗ものです。
ここで、大鹿山への道と別れました。ここで一度沢から離れて背の高い笹の林の中を歩いていきました。そして、また沢沿いの道・・・
次に沢を離れると広く刈り込まれた尾根道にでました。
この辺りでようやく見晴らしがよくなってきました。気持ちのいい場所です。
お隣の大谷ヶ丸の紅葉ももう終わっているようですね。ここからは尾根を左に巻いて高度を上げて行きます。途中に鎮西ヶ池という池と呼ぶにはあまりにも小さな水溜りがありました。鳥居と小さな祠も祭られていました。
さて、もうひと頑張りで頂上に到着です。富士山はまだ見えるかな~と期待しつつ山頂にでると、あらあ、もう三つ峠方面は雲が一杯です。残念!
本当なら、ここにで~んと富士山が見えるはずなのになあ。まあ、こういう事もありますよね!
10時までは綺麗に見えていたんですって~やっぱり寝坊のつけですね。ぐすん。
気を取り直してお昼ごはんにしましょう!今日のメニューは松茸おこわともやしとしめじと豚ばらのお鍋です。
あ、失礼!見苦しい相棒の足まで写ってしまいました。
そうそう、今日の我が家のこのお鍋は百均で買ったものです。もちろん、ちゃんとしたコッヘルも持っているんですが、これ軽くて大きさもちょうどいいので重宝しているんです(笑)取っ手を外して使ってます。バーナーも相棒のこだわりのIWATANI。あまり見かけませんよね。
デザートはHIROTAのシュークリーム。期間限定って言葉に弱いわたし。みかん味のクリーム、新鮮でした!
さあ、風も出てきてちょっと寒くなってきたので下りましょうか。今日は車で来たので同じ道を戻らないといけません。下りはあまり写真も撮らずにさくさくと下ります。下りは1時間半くらいかかりました。登りは2時間半だったかな(道に迷ったからね・・・)
少しだけ残っていた紅葉。もう少し早い時期に来たら良かったね。なかなか歩きごたえのある山だったね。沢沿いの道を歩くのは楽しいねえ。また、来ようね。なんて話しながら静かな山を楽しみました。
山頂には数名の登山者がいましたが、紅葉の季節の終わった里山はホントに静けさに満ちていました。
帰りに寄った真木温泉、日帰り入浴は11時~3時までで、私達がたどり着いたのは2時半・・・ちょっと時間が足りないね。という事でそのまま帰路につきました。
今日は富士山も見えなかったし、温泉にも入りそこねたしと計画したことはちっとも実現できなかったけれど、のどかな里山の良さを再確認した充実した一日になりました。
帰宅して自宅のお風呂に草津温泉なのになぜか柚子の香り?の入浴剤を入れて一日の汗を流してビールで乾杯しました。満足、満足!]]>
夏の思い出@火打山&妙高山 パート② 2009.8.18(火)
http://kornblume.exblog.jp/12914729/
2009-11-10T21:32:00+09:00
2010-08-23T21:34:09+09:00
2009-11-10T21:32:57+09:00
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山 2009
二日目の朝になりました。やったー、今日もいいお天気です!
前夜の登山客のみなさんの話だと、妙高山はとても険しくてキツイとの事。
私達も朝5時前に起きて、簡単に朝ご飯をして出発しました。
そうそう、高谷池ヒュッテは炊事道具が揃っていて、ガスも貸してもらえました。
お皿とか湯のみとかもありました。いたれりつくせりです。
さて、どんな一日になったんでしょうか?(思い出せるかな・・・)
一日目はこちら
名残惜しい火打山と高谷池ともこれでお別れです。また来るからね~!
朝靄に包まれて静かな静かな朝でした。
ヒュッテのすぐ後ろに分岐があります。まずは黒沢池を目指します。
黒沢池までは一つ目のピーク茶臼山を越えていきます。
笹原の中を進む緩やかな登りです。登りきると黒沢池湿原が見えてきました。
こちらも広々としていて美しい眺めです。
黒沢池の端っこにもヒュッテがあります。
大きな荷物をデポさせてもらいました。これで随分楽になりました。
さあ、これから妙高山の外輪山の大倉乗越に向かいます。
お花が色々咲いていました。リンドウはまだ蕾でした。こんな赤い実もありました。
大倉乗越までぐんぐん登って行きます。稜線にでると妙高山がどーんと見えてきました。妙高山ってカヌレみたいな形をしていました。
乗越からは急斜面をロープを使って慎重に下らないといけません。
初夏は遅くまで雪が残り滑落事故が多いところというのも納得の斜面です。
両手とお尻を使ってゆっくり下っていきます。怖いけど楽しい~!
無事に下ったら傾斜の強い道をさくさく歩きます。
ホタルブクロのような花がいっぱいで楽しい道が続きます。
左手に長助池が見えてくると分岐に到着。ここには沢があって水を飲んだり、顔を洗ったりしてしばし休憩しました。ここまででも、かなりくたくたの私達・・・先が思いやられます。
ここから妙高山山頂までは急登が続く難所です。
両手を使わないと登れないような岩場も多くて、体力も無くなり掛けたころ、最後の露岩をロープを使って登ると山頂に到着でした。ほんとにもうバテバテ・・こんなに大変だったとはね、想像以上でした。ただ、この急登コース、朝のうちは日が当たってなかったので割りと涼しくて助かりました。
山頂はロックガーデンの様なところで展望は360度。
頑張って来た甲斐があります。でも、ホント疲れた~!
相棒は元気だったんだ・・・。昨日登った火打山も見えています。
本当ならこのまま赤倉とか燕温泉のほうに下山したらいいんでしょうけど、
荷物を黒沢池に置いてきたから戻らないといけませんね。
来た道を戻るのかと思うとね・・・ふう・・・気合を入れて頑張って下りますか!
下りは特に気を使います。両手、お尻もまた活躍です。こんな所よく登ってきたなあと我ながら感心!
長助池分岐まで下ってきてほっと一息して外輪山を巻いて歩きます。
この道はなんだかスイスの山の中みたいで歩くのが楽しくなります。
ここを過ぎると大倉乗越を登らなきゃならないんだけどね。
ロープを頼りに急坂を頑張って登りました。
妙高山ともここでさようならです。行きには気が付かなかったけれど、ほぼ垂直な登山道が見えました。
あれじゃあ、キツイ訳ですよ。
大倉乗越を越えて、黒沢池ヒュッテのテン場で荷物を拾って(その辺に置いて行ってもかまいませんけど、責任は取りませんって小屋の方に言われたからね)
やっとお昼ご飯です。メニューはたしかペンネのぺペロンチーノでした。あとはパン。
お荷物置かせてもらったからね、小屋でコーヒーを頼みました。
さて、ここからは笹ヶ峰を目指して下山です。
まずは昨日通った富士見平を目指して、黒沢池湿原の中の木道を歩きます。
涼しい風も吹いて気持ちいいところです。
一旦、湿原を抜けるとしばらく登り坂が続きました。もう、登りたくないよお!
富士見平からは急坂を下っていきます。それが辛いのなんのって・・・
もう、足も疲れて来ていてやる気が無くなって元気もなくなりました。
黒沢橋で沢を渡ってからのブナ林の中の木道も長くて長くて・・・
もう二人で口を聞く事も無く、ただ黙って痛い足を引きずって歩きました。もうすぐかなあ、との淡い期待を何度も裏切られ(笑)ながら、ひたすら歩き続けます。
登山口が見えてきた時は嬉しかった!もう歩かなくてもいいんだよ!
この下りの木道はとてもとても辛い道でした。
でも、今はそのことはすっかり忘れてしまってました(笑)それが山の不思議。
下山してまず、苗名の湯に寄って二日間の汗を流しました。前に、この温泉に来たときはちょうどお盆の頃だったので激混みでおまけに温泉道具を置き忘れたこともあって嫌な印象があったのだけど、今回は貸切状態でした!内湯しかないけれど、いいお湯でした。
温泉に入った後ベースキャンプに戻ったら、お友達が美味しい夕食を作ってくれてました。こんな幸せなことってあるかしらね?本当にお世話になってしまいました。感謝感激でした。別荘をお借りできただけでも、ありがたかったのにね。ありがとうございました。
次の日は小布施によってランチをして、小布施ワイナリーでお酒(日本酒もあります。もともとは日本酒の酒蔵だったそうです)を買って帰路につきました。
おだやかな火打山、険しい妙高山というまったく異なる二つの山を歩いた夏休み、体力的にいっぱいいっぱいな感じでしたが、充実感のある楽しい二日間となりました。
小屋で色々な方とお話したり、途中一緒に歩いたり、山頂で共に喜び合ったり、たくさんの方と触れ合うことが出来たこともいい思い出です。
今度は初夏に行ってみたいなあ。山頂まで行かなくてもね、花々であふれる池塘でのんびり散歩するのもいいかなあと思ってます。
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夏の思い出@火打山&妙高山 パート① 2009.8.17(月)
http://kornblume.exblog.jp/12903379/
2009-11-09T22:01:00+09:00
2009-12-14T22:23:22+09:00
2009-11-09T22:01:17+09:00
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山 2009
近所の農家の庭先で柿の実が売られるようになり秋の深まりを感じるこのごろです。
こんな季節に夏山のレポとは甚だ季節はずれなんですけどね、
最近めちゃくちゃに相棒の仕事が忙しい事と、週末に用事が色々重なっていて
しばらく山はお預けなので、夏の思い出に浸ってみたいと思います。
8月17日(月)~18日(火)に火打山と妙高山に登って来ました。
火打山と妙高山という対照的な二つの山を巡る二日間、
いいお天気に恵まれた楽しい山行となりました。
火打山&妙高山に登るなら笹ヶ峰からというのが一般的で、私達は16日(日)に長野入りしました。
今回は黒姫高原に別荘を持っている(二つも!)お友達と夏休みが幸運にも重なって、そちらに泊めていただける事になったので、別荘をベースキャンプにさせてもらいました。一つの別荘は今年は使わないから、自由に使っていいよ~とのありがたいお言葉!本当に助かりました。
16日は信州中野ICで高速を下りて飯綱のサンクゼールでランチをしたり、ワインセラーの見学をしたりして(ワインを買ったり)飯綱高原、戸隠をのんびり走って黒姫に向かいました。
霊仙寺湖からの黒姫山と妙高山。
別荘に行く前に、野尻湖をぬけて斑尾の湯へ、小さいけれど露天も気持ちのいい温泉でした。
夕食はお友達と彼女の素敵なご両親と一緒にかまど屋というレストランへ・・・美味しかった~!
さて次の日の朝は7時半に笹ヶ峰登山口を出発しました。
登山口からはずっと木道が整備されています。歩きやすいかといったらあんまり・・・でも、雨のあとなんかはぐちゃぐちゃの登山道らしいし、登山道の保護の為には仕方ないのかな。
ブナの原生林のなかをゆるゆると登って行くと黒沢出合で黒沢橋を渡ります。
ここからはどんどん険しい登りになり、十二曲りという本当に12回曲がるらしい(数える余裕なし)急坂が続きます。
十二曲りを過ぎると尾根道に出ます。でも、まだまだ険しい道、針葉樹林におおわれた道が続きます。
いい加減嫌になってきた頃、ようやく富士見平に到着。ここが黒沢池に続く道との分岐です。眺めはありません。
私達は左に曲がって黒沢岳を巻きながら高谷池を目指します。しばらく行くと急に視界が開けて火打山と焼岳の美しい姿が見えました。
初めて見る火打山です。ずっと来たいと思っていた山です。テンションあがります!
ここからはすぐに今日お世話になる高谷池ヒュッテのかわいい三角屋根が見えてきました。
ヒュッテに着いたら、まずはお昼ご飯です。コンビ二で買ったおにぎりだったかなあ・・・もう、忘れちゃいました。ヒュッテでビールを買って乾杯したのは覚えてるんだけどなあ。
さあ、山頂にむかって出発です。
池をぐるっとまわって登山道に入ります。ヒュッテと池塘が美しくて何度も振り返ります。
しばらく緩やかな道を歩くと木道になります。緑が綺麗で気持ちいい湿原です。
10分ほど歩くと天狗の庭に着きました。
天狗の庭の周りも池塘がいくつもいくつもあってすごく美しいところです。
いつまでものんびり眺めていたいけどね、火打山に登らなくちゃ・・・
天狗の庭から木道を歩いて北縁から火打山の稜線に取りつきます。
雷鳥平を過ぎると(雷鳥さんはお留守でした・・・涙)険しい登りが始まります。
木の階段もかなりあって最後の登りはとても辛くて、なかなか足が前に出ません。
おまけに今日は暑くて、いくら水分補給をしても追いつきません。
暑さに強い相棒もへとへとの様子です。太陽を遮るものが無いからね。
長い長い階段でした。
ようやく山頂に到着です。
残念ながら新潟方面はもう雲が出てきていて海は見えませんでした。
でも、眺めは最高です。
山頂は広くて休憩するにはいいところだけど、蜂とかアブみたいなのがいっぱいいて落ち着いていられませんでした。眺望を楽しんだらそそくさと下山開始です。
明日登る妙高山がよく見えます。ずいぶん遠いなあ・・・
途中にとりかぶとが群生していました。
初夏にここを訪れたら、きっといろんなお花が咲いているんでしょうね。
池塘を眺めながら、湿原の中の木道をのんびり歩きます。
本当にいつまで眺めていても飽きない美しい天国のようところでした。
小屋に着いてまたビール・・・喉がからからで死にそうだったから最高です。
夕方になると気温が下がって、高谷池から水蒸気が出ていました。
ヒュッテの夕飯はカレー&ハヤシの食べ放題!パイナップルの缶詰付き!美味しかったです。
ここのヒュッテのHPを見ると、トイレで使った紙やここで買った飲み物の缶を持ち帰ることとかについて苦情があるってことが書かれてあったけれど、普段から自分で出したゴミを持ち帰るのは当たり前だと思っているし、小屋の中も綺麗だし、小屋の方も感じがいいし、料金も安いし!大満足でした。この素敵なロケーションに比べるとゴミのことなんて小さい事だと感じました。
また、初夏の高山植物の綺麗な時に是非来てみたいなあ。
夜は満天の星を見たり、他の登山者の方たちとお喋りしてりして楽しく過ごしました。
ずいぶん長くなってしまったたので、二日目のレポはまた明日に♪
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晩秋@権現岳 2009.10.24(土)~25(日)
http://kornblume.exblog.jp/12784615/
2009-10-30T00:04:00+09:00
2009-12-14T22:24:45+09:00
2009-10-30T00:04:38+09:00
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山 2009
10月24日から25日に八ヶ岳の権現岳に登って来ました。
5月に編笠山から青年小屋に行った時、二日酔いと悪天候で登る事が出来なかったので、リベンジをかねての挑戦でした。
今回は前回のような失敗をしない為に観音平から三つ頭経由で権現岳を目指しました。
23日の晩は10時に自宅を出発して、12時過ぎに小淵沢に到着。
観音平でも良かったんだけど、トイレがグリーンロッジにしかないから
夜は不便でちょっと怖いし、やっぱり道の駅にて車中泊です。
周りの車の音とかで早く目が覚めるかと思いきや、7時までぐっすりでした。
自動販売機で温かいコーヒーを買って、観音平を目指します。
観音平まではあっという間・・・八ヶ岳の登山口の中ではアクセスが良くて便利なところです。
時間が遅かったから駐車場はもういっぱい!車道まで沢山止まってました。
さて、朝ご飯を食べて出発です。
観音平からまず八ヶ岳横断歩道に入ります。よく整備された気持ちのいい道が続きます。
ほとんどの登山客は編笠山へ日帰りで行かれる方ばかりのようで、静かな静かな山道です。
今日のお天気は高曇りでパッとしないけれど、暑がりの私には調度いいくらい。
しらびその黄葉の森の中をぐんぐん登って行きます。
この日はお天気の割りに展望は良くて、振り返ると南アルプスもよく見えて・・・
甲斐駒を眺めてはあそこまでよく登ったねえ、楽しかったねえなんて話したり、
今度は北岳も仙丈岳も行こうね、と来年の計画をしたりしながら歩きます。
ずっと森の中の登山道だけど、高度を上げてくると景色も良く見えていいコース。
ヘリポートに到着。
なんて眺めがいいんでしょう!ここでしばしおやつ休憩。お腹も空きました。
私はこの時点でこのコースがすっかり気に入ってしまってました。
笹の間をサワサワしながらの歩きも、小鳥の声に癒される林の中もすごく気持ちがいい!
山の中に一人っきり(あ、相棒もいました)の贅沢を満喫中♪
富士山もうっすら見えます。これもまた素敵!
靴の紐を締めなおして歩き出します。
しばらくすると、木戸口に到着。
ここからようやく今日お世話になる青年小屋もこれから登る三つ頭も権現岳も見えてきました。
木戸口からは樹林帯の中を通る尾根道です。けっこうな登り、キツイ!
一時間程ぐんぐん歩くと三つ頭に着きました。
三つ頭からは権現、赤岳、阿弥陀の迫力ある眺めが素晴らしいです。
こんな間近で赤岳を見たのも初めての私達、登りたい山がまた増えてしまいました(笑)
さて、お昼ご飯にしましょう。今日のメニューは初のレトルトおでんと残りの汁で卵入り雑炊(手抜きだなあ)山頂は寒いから温かいメニューがいいんです!
そろそろ、出発です。
ハイマツ帯の稜線を下ったり登ったり、ちょっとした鎖場もあります。三つ頭からは登山者が沢山いました。
編笠山経由で登られる方が多いんですね。距離的に短いからかな。
露岩が多くなってくるともう山頂直下です。雨とか降ると滑りそうなところ、そうでなければそんなに危険ではない感じです。
最後は岩を這いつくばってよっこらしょ・・・バンザ~イ!
振り返るのが怖いくらいの高度感です。でも頑張って来た甲斐がありますね。
おまけに展望は最高です。
キレット越えて赤岳も阿弥陀も行ってみたい!そんな夢も膨らみます。
まだまだゆっくりしていたいけど、そろそろ出発しなくちゃ・・・
山頂直下から一下りで権現小屋に着きます。小屋からはお天気が良ければ南アルプスが丸見えだし、振り返れば八ヶ岳の主峰がすぐそこだし、いい場所ですねえ。
小屋をあとにして西ギボシ、東ギボシを巻きながら慎重に岩場を下って行きます。
ちょっとしたスリルもあるし高度感もあります。楽し~い♪
ガレ場を過ぎるとノロシバです。前回は青年小屋からここまで登って来ましたが、視界は全くありませんでした。でも今日は編笠山もくっきり。青年小屋も見えます。
ここからはぐんぐん下って行きます。
長い道のりだったけど満足感ありますね~よく歩きました。
ようやく遠い飲み屋に到着。お疲れ様~!
小屋番さんにはお帰り~って迎えられました。なんか嬉しいな。
今日は八雷神のお祭りです。小屋の前ではお餅つきも行われたり、夕食もほうとう鍋や沢山のおかずが並びました。極めつけは大じゃんけん大会、豪華な商品が沢山です!私はアーガイル柄の登山用靴下をゲット。
今晩は特別で消灯時間はなくて、遅くまで飲んだりお喋りしたり楽しい時間を過ごしました。
翌朝は生憎の悪天候、霧と風で寒い寒い。まあ、前回は土砂降りの中の帰還だったからね、これくらいはへっちゃらです(巻き道だし)
巻き道は大きな岩がごろごろしていて歩きにくい道。私はあまり好きではない道だな。
5月には流れていた押手川は水が枯れていました。
押手川で編笠山への直登コースと合流します。ここからも、苦手な道。ふう・・・
雲海を過ぎると少しだけ黄葉が残っていました。
山は秋ももう終わりですね。
昨日歩いた尾根の黄葉が綺麗でした。
結局、二時間弱で観音平に到着・・・下りが短いと楽ですね。
小屋を出たのが7時だったのでまだ9時で、小淵沢の温泉もやってない時間です。
とりあえず、道の駅まで戻って新鮮なお野菜、珍しいきのこを買って、カフェでアイスクリームなんか食べたりして時間を潰しました。
温泉に入って汗を流してすっきり、気持ちのいいお湯ですね。
ねえ、ランチでもしてから帰ろうよ・・・いくつか候補はあったけど、今日はサントリー白州蒸留所にあるレストランへ。広大な林の中の可愛いレストランです。
なんていうメニューだったっけ?若鶏と季節の野菜のソテーみたいな名前だったような・・・
牛蒡が香ばしくて、サツマイモがお菓子の様に甘くて、若鶏もパリパリにソテーしてあっておいしゅうございました。
今回の山行について・・・観音平から三つ頭経由で行く権現岳のコースは長い登りではあるけれど、歩きやすい登山道だし、眺めはいいし、とっても気に入りました。お天気が良かったら、編笠山にも行きたかったけどね。相棒は初のダブルストックでますます快適な歩きだった模様。私も少し持ってみたけれど、特に下りだと膝への負担が軽減しそうですね。う~ん、私も欲しいなあ♪
さて、我が家はしばらく所用があって山に行けそうにありません、ぐすん。
でも、その間に溜まっている季節外れのレポを書こうと思っています。
だんだん秋も深まっていきますね・・・次は何処に登りましょうか?
11月も三連休あるし、地図を広げて構想を練らなきゃ!行きたい所が多すぎます(笑)
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グッバイ 靴擦れ
http://kornblume.exblog.jp/12689225/
2009-10-20T22:42:00+09:00
2009-10-23T20:23:07+09:00
2009-10-20T22:42:33+09:00
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山 2009
初めに買った靴は、なんの知識もないままだったからぴったりサイズ23センチで、下りで爪が真っ黒になり取れてしまったり、登りでは間違いなく水ぶくれが出来た。
次に買ったのは、少しハードな靴で、店員さんに、爪の話を重点的にしたからか、サイズは23,5センチにアップした。この靴なら縦走にも行けますよって言われて喜んでいたのもつかの間、道志の鳥ノ胸山の急な登りでも、奥多摩の川苔山でも、爪は取れなくはなったけれど、踵の靴擦れは半端じゃなかった。身体はまだ元気なのに、足が痛くて歩けない。
ある時、山小屋でご一緒になった方が私の足を見て「あなたの様に甲の低い足の人はフランスとかイタリアで買わないと・・・あとはオーダーメイドするしかないよ」(足の他の部分は立派なんですけどね・・・)と言われた。
オーダーメイド!そんなの靴どころか洋服だってした事ないし、まして登山靴なんていくらかかるのか・・・と思ったけれど、毎回毎回の靴擦れからさよならできるなら~とドキドキしながら作っていただいた。
でも、やっぱり駄目でした。
あいかわらず踵の靴擦れは酷くて、お山のお店の一番分厚くて値段の高い靴下をはいてみたり、歩く前に応急処置をしたりと色々試したけれど、なかなか効果は無かったのでした。
その後、冬山用に10本アイゼン(まだ、使ってないけど。笑)のつけられる靴を買った。この時は、いくつものお店で私なりに納得いくまで試し履き(お安いものじゃないから、失敗は許されません)をして、GARMONTの靴を採用。
今までの靴は日本人の足に合う形の靴だったから、甲の薄い私の足にはあちこちでゆとりがあり過ぎたのがいけなっかたという事はわかってきていた。今度のはよさそうじゃない!
それでも、やっぱり靴擦れは出来た。編笠山に行った時もそうだった。小屋で治療をしていると、みんなに先生と呼ばれているとっても素敵なおじ様が「靴下二枚はかなきゃだめだよ、子供用とかの小さいの」と教えてくれた。
ああ、そうだったのか!私は今まで厚い靴下を探していて、普通の女物の一番小さい22~24センチの靴下だと靴の中でいつの間にかぐちゃぐちゃになって足が動いてしまうから、靴擦れになっていたのかも。
それから、もう一つ転機があった。
お友達のお買い物に付き合って、たまたま吉祥寺のORTHO FITSというドイツ健康靴のお店に行った。
セールの時期だったのもあるけれど、小さいお店ながら、お客さんはいっぱい。
いいお値段の靴ばかりだからね、私は見るだけよ~とか言いながらも、一日履いても疲れない、痛くならない靴と聞けば、試してみたくはなりますよ。普段は全然履かないヒールのある靴とかも履いてみたり・・・
そのうち、手の空いた店長さんが「足だけでも測ってみませんか」と声を掛けてくれたので、「今日は見るだけですけど」なんて言い訳しながら測っていただいた。
私の足は甲は極端に薄いわけではないけれど、踵がすごく小さいのだそうだ。踵が小さいから、靴なかで動いてしまって靴擦れが出来る訳だ。
足の触診もしてくれる。「最近、サイズの大きい靴はいてませんか?」「運動靴ですけど、大きいの履いてます」「足に合わない大きい靴をはいてるから、足の裏が硬くなるんですよ」ガーン(古いかな)
今まで踵が小さいとは誰にも言われたことはなかった。でも、すごく納得できた。
日本には、こういう踵用の型はないのだそう。イタリアにはあるらしい。
きっと、VASQUEの靴が合うだろうと言われた(アメリカ製だけどね)
ただ、セール中だったから私に合うものはお店に無かった。
それから、お山のお店でVASQUEの靴を探していたけれど出会った事が無かかったけれど、とりあえず、GARMONTの靴に五本指ソックスと山用のキッズ靴下”21~22センチを履き、おまけに相棒がどこかに載ってたと「ワセリンを塗るといい」情報を試したところ、最近靴擦れが劇的にできなくなったので、あればいいな~くらいの気持ちで探していた。
そしたら見つけたのです。18日の完全に相棒の付き添い気分だった新宿で!
最近、リニューアルオープンした、ハルクの地下一階のアウトドア用品売り場で!
おまけにお安くなって!ゲットしたのはこちら。
まあ、これはあくまでも普段用として購入したのですが、足にも踵にもよくフィットしました。感激!
一応、トレラン用の靴なので、低山くらいなら行けそうです。
もちろん、立派な登山靴もありました。それに、他社の登山靴もお洒落な色で野暮ったくないものばかりがセレクトされていました。さすがデパートです。
長くなってしまいましたが、靴擦れと永遠にさよならできたらどんなにいいだろうと思います。
どなたか靴擦れにお悩みの方に少しでも参考になればいいのですけど♪
編笠山で出会った先生、そしてORTHO FITSの店長さん、とても感謝してます。
今度は、一日履いても疲れないお洒落な靴を買いに行きます。]]>
山に行きたかったけれど・・・
http://kornblume.exblog.jp/12667768/
2009-10-18T22:16:00+09:00
2009-10-21T22:35:16+09:00
2009-10-18T22:16:45+09:00
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山 2009
本当なら、近場で陣場→高尾か、御岳→大岳→奥多摩駅のどちらかに行こうかと思っていたけれど、曇りで雨かあ・・・とだんだん気持ちも萎えて行きまして、結局山はお休みになりました。
それでもね、家でくすぶっているのもつまらないじゃない・・・って出かけたところは神田神保町+新宿の山のお店。
いつものようにJR御茶ノ水駅から、てくてく歩きます。いつもって言ってもめったに来ないですけどね。
今日の私の目的は、新しく開店した『ici club』を覗いてみたいのと、デジカメを山に持って行くのに調度良いポーチを探す事です。相棒は、熊鈴とダブルストックの採用をを検討中の様子。
まずはエルブレスをチラッと見てから、ici clubに行ってみました。う~、お値段の高いお店ばかりで、特価品ねらいの我が家には初めっから無理って言うもの。でも、見るだけでも楽しいお店でした。セールでもあればね、また見に行きたいな。
そのあとは、登山本店とかをグルグルして買ったのはこちら。
ポーチはお値段の手ごろなものに決定♪ショルダーストラップ付き。
水筒は今までずっとペットボトルを使っていて(笑)、いいのがあったら買いたいとあちこちで探していたのになかなか気に入るものに出会えなかったのだけど、ワイドな飲み口で洗い易いシンプルな作りで理想に近いものを見つけました!ただし、保温保冷効果は無しなので、あくまでも水分補給用。
あとは相棒の熊鈴と帽子ストラップ(一番安かったもの♪)
相棒は散々迷った挙句、ダブルストックはもう少し考えたくなったそうで、あとはボーナスが出たら買いたい出ないと買えないスキーの板を物色しながら帰路につきました。
さて、夕飯を食べた後の話。「やっぱり、ストック買えばよかったなあ、明日また見に行かない?」と相棒からのお誘い・・・「また行くの~?神田は遠いからもう嫌だよ」・・・「じゃあ、新宿までね、お昼ご馳走するよ」って事になりまして、日曜は新宿へ。トホホ。
ええい、お天気もいいし、おのぼりさん風に写真なんか撮ったりして・・・
今日の散策コースは好日山荘→リニューアルオープンしたばかりの小田急ハルクの地下→石井→サザンテラスの広島アンテナショップでランチ→エルブレス→好日♪(どうしてみんな離れてるんでしょ!人は多いしもうくたくたですわ)
色々こだわりがある迷い性の相棒は、最後にもう一度戻った好日で30分以上もどちらにするか決めかねていて「今日は止めておく」・・・(おいおい)「お願いだから、買って!絶対欲しくてまた来ることになるんだから」・・・店員さんにもお話を伺ってようやく決心したのはブラックダイヤモンドのお品。
色が赤しかないけど、アンチショック付きだし、安いし(笑)本人も満足したようでよかった~!
帰宅すると、ザックに取り付けてみたり、ザックを担いでストック突いて家の中を歩いてみたり(笑えます)きっと嬉しいんですね~めでたし、めでたしです。
実は私も一つお買い物をしましたが、それについてはまた後日アップしたいと思います。
いやいや、山には行かなかったけれど疲れた週末になってしまいました。
山に行ったほうが充実した疲れだし、疲れても心身ともにリフレッシュ出来ますからね~。
今週末は晴れますように♪
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ビバ!甲斐駒 2009.10.11(日)~12(月)
http://kornblume.exblog.jp/12649410/
2009-10-17T01:32:00+09:00
2009-12-14T22:26:35+09:00
2009-10-17T01:32:52+09:00
akko-kornblume
山 2009
9月11日~12日に甲斐駒ケ岳に行ってきました。
山を始めて3年目の私達の今年の目標であった甲斐駒。
一昨年、スキーの帰りに立ち寄った道の駅『白州』から見上げた山容は
あまりにも堂々として美しく、一目惚れ♪
それから事あるごとに、甲斐駒行きたいね~と話してたけれど
見るからに険しそうだし、体力付けないと登れないよね・・・
アクセスも悪いし、三連休じゃないと行けないねと尻込みしてました。
そんな憧れの山、甲斐駒ケ岳にいよいよチャレンジ!
秋晴れの中の山行は苦しくも充実したものとなりました。
本当なら金曜の夜中に出発したいところだけれど、
相変わらず帰りの遅い相棒の為に、土曜はゆっくりめに家を出ました。
中央道に乗ってしばらくして、ふと「山ズボン持って来たよね?」「忘れた・・・」ドジ!
さすがにジーンズじゃあ無理だし、甲斐駒に失礼というもの。
時間もまだ早いし、小淵沢のアウトレットまで無駄なお買い物に行く事に。
コロンビアでお得な品をゲット出来たからよかったものの、前途波乱な始まりとなりました。
小淵沢から下道だと、芦安の温泉に間に合わなくなりそうで、
高速に乗り、中部横断道の白根まで。
芦安駐車場のバス停隣にある温泉になんとか間に合いました。車の中で買ってきた¥298のお弁当を食べて、18時には寝ちゃいました。
11日は5時10分発のバスに乗り込み、
広河原でバスを乗り換えて北沢峠まで向かいます。こんな素敵なバスがお迎えに♪
お天気も快晴だし、ウキウキしてきます。
でも、とっても冷え込んでいてダウンを着ても寒いくらいでした。
北沢峠に着いて、今晩お世話になる長衛荘に荷物をデポして
いよいよ出発です。小屋の後ろから始まる樹林帯をゆっくり歩きます。バスには沢山登山客がいたのに、この道を登っているのは私達だけ・・・なんでだろ、なんか寂しい。
しばらく歩くと北アルプスやお隣の美しい仙丈岳や9月に登った御嶽山も見えて来て辛い登りに彩りを添えてくれました。
結局いつものように休憩らしい休みもとらずにひたすらの登り。
私には樹林帯の中の登りは涼しくて歩きやすかったけれど、相棒は寒かったらしくて、R2に雨具まで着ちゃって鼻水まで出てました。
少しなだらかな登りになってしばらくすると双児山に到着。
ここに来てようやく甲斐駒がどーんと見えました。ほんとにかっこいい山です。でもまだ遠いなあ・・・
駒津峰の頂上に沢山の人がいるのが見えます。みなさん、仙水峠を越えて登って来たんでしょうか?
ここからは双児山を一気に下り、駒津峰を登り返すうんざりなコース。駒津峰への登りは暑いし、足がなかなか前に出なくて辛かったな~!
濃緑のハイマツ帯でいわひばりが遊んでいたのでしばし見とれたりしながら、一歩一歩進んで行くとようやく駒津峰に到着。ここからの甲斐駒や北岳、間ノ岳、美しい仙丈岳カール、鳳凰三山の眺めは素晴らしかった!行きたい山がまた増えました。魔利支天も迫力があります。
私達もここで山を眺めながら、おやつ休憩。相棒はドライフルーツケーキ、私はお決まりの塩豆大福。これまで色々な行動食を試してみたけど、甘いものが一番かな。甘納豆はポケットの中で大変な事になったけど・・・どら焼きも気にいってます。
駒津峰からは迫ってくる甲斐駒の雄姿を見上げながらの尾根歩きが始まります。六方石を過ぎると岩の直登コースと巻き道との分岐。私は相棒に騙されて知らないうちに直登コースを登ってしまいました。気がついた時はもう遅し・・・後戻りは出来ません。岩を這い蹲りながらの登り、どこに足を架ければいいのかわからない、足がとどかない様な岩場がしばらく続きました。自分の体重を持ち上げる腕力が足りなくてくたくたです。
相棒はこんな所が大好きで野生のお猿さんの血が騒ぐようで、ひょいひょいと登って行きます。
待っててよ~!
岩場が終わると、花崗岩と白砂がまぶしい斜面。ハイマツ帯をしばらく登ると、いきなり山頂でした。夢にまで見た甲斐駒登頂、大感激です。やっと登れたね!長い登りだったね。山頂からの眺めは飽きることがありません。
絶対登ることのできない黒戸尾根、大好きな八ヶ岳、南アルプスの大きな山々、癒されますね。
周りの方たちもみんな満足そうに見えました。
八ヶ岳を眺めながらの、お昼ご飯も最高です。まずはビールで乾杯。
今日のメニューはコンビにおにぎりと、レトルトスープ。山では何を食べても美味しいですね~。お昼を食べてのんびりしたら、そろそろ下山しなくちゃです。
山頂にはこんな祠もありました。帰りは巻き道コースを下ります。白砂が滑りやすいので、慎重に歩きます。魔利支天にも寄りたいけれど、その元気はもうないや・・・
駒津峰まで戻るのも、体力がいりました。くたくた・・・
駒津峰からは仙水峠へとぐんぐん急降下します。足がだんだん痛くなって歩くのも嫌になってきた頃、林の中で可愛い小鳥達が鳴いていました。なんて名前の鳥なのかは全くわからないけれど、小鳥のさえずりを聞くと疲れも吹っ飛んでいくような気がしました。
仙水峠で甲斐駒にお別れをして、北沢峠への道を進みます。これがまた、歩きにくいガレガレの道です。
疲れた足には堪えます。野生人の相棒はこんな道も大好きで、ピョンピョン飛び跳ねながら楽しそうです。早く北沢峠に着かないかなあ。長い長い道のりです。
仙水小屋を過ぎると、駒仙小屋まで沢に沿った気持ちのいい道になります。駒仙小屋の前の広い河原は色とりどりのテントでいっぱいでした。駒仙小屋からの緩い坂道を登って行くと、やっと北沢峠に辿りつきました。
相棒はまだ元気が残っていたみたいで、先に行ってしまいましたけど。待ってよ~!
今回の山行ではご年配の登山者をたくさん見かけました。
みなさん、本当にお元気で素晴らしいなあと感心!
翌日も仙丈岳を登って行かれる方がほとんどだったみたいです。私達も最初の計画では仙丈にも登る予定だったけど、かなり疲れたし、明日は仕事だし、また来ようよって事で始発のバスで帰路につきました。
芦安からはのんびり下道でした。(お昼まえなのに小仏峠が渋滞してたし)
どこかで温泉に・・・と思っていたけれど、良さそうなところが見つからないうちにとうとう大月まで来てしまい電柱広告を見て立ち寄ったのが、真木温泉。
もちろん初めてだったし、この温泉の事さえ知らなかったけれど、大当たり!
登山帰りの私達には不似合いな高級旅館。
シャンプーなんかもきちんといっぱいに詰められていて、お掃除も行き届いているし、いいお湯だったし、幸せな気分になりました。全室露天付きの客室の割にはすごーく高いわけでもないみたい。最近は山小屋か車中泊がメインの私達だけど、一度は泊ってみたいなあと思いました。
八王子からは下道のほうが混んでいたので、首都高にちょっとだけ乗っての帰宅になりました。今年はあと何回山に登れるかしら?とりあえず来週は八ツに行く予定です。
その前に、夏の火打、妙高と、 SWの御嶽山のレポを書きたいけどな・・・
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初秋@燕岳 2009.9.26(土)~27(日)
http://kornblume.exblog.jp/12535171/
2009-10-05T19:54:00+09:00
2009-12-14T22:28:00+09:00
2009-10-05T19:54:13+09:00
akko-kornblume
山 2009
9月26日から27日にかけて燕岳に行って来ました。
実は北アルプスといわれる山は初めてだった我が家。
まだ私達には無理かなあとか、きっと混んでるよとか、ちょと遠いし・・・
なんて色々理由をつけていました。
今回は相棒の会社の後輩に誘われて、急に行くことになりました!やっほー!
北アルプス初心者の私達のワクワクドキドキ山行、どうなりますやら・・・
25日の相棒の帰宅が遅くて夜中一時半に自宅を出発。
SWはこの時間渋滞気味だった高速も今日は快適です。
豊科からは下道で登山口のある中房温泉までくねくね長い山道を走ります。
無料駐車場についたのは三時半。駐車場はもういっぱいでした。(みなさん何時に来たのかな) なんとか空いてる所を探して仮眠します。
朝6時に目覚めると、お天気は曇り・・・残念!
駐車場にかわいい花が咲いていました。
朝ごはんを食べてのんびり準備をしていたらもう七時半。
さあ、出発しないとね、駐車場にはもう誰もいないよ。
駐車場から登山口までは10分の登りです。
登山口には立派なトイレがありました。
靴の紐を締め直して、歩き始めます。
お、いきなり急坂だね、ゆっくり行こうよ。
今日歩く合戦尾根には30分毎にベンチがあって休憩するのに最適です。
噂通りのよく整備された気持ちのよい登山道!
おまけにこんな素敵な紅葉の中なんです。テンションあがりま~す!
私達がちょうど合戦小屋に着いた時、ヘリが荷物を届けにきました。
初めてこんな近くでヘリを見たけど、かっこいい~!辺りは爆風のためみんな避難させられました。
小屋のまわりでは沢山の方が休憩していました。
私達はいつもの悪い癖でここまでほとんど休憩なしでぐんぐん登って来ちゃいました。
今日は湿気はあるけれど、涼しくて歩くのには最適!
私は暑さにはとても弱くて暑いとバテバテ・・・相棒は暑さには強いけど寒さには弱い(笑)
合戦小屋を過ぎて気持ちのいい道を歩くと、あっという間に今日お世話になる燕山荘が見えてきました。
山も高度をあげる毎に美しく色づいています。
今年は台風が来なかったから、紅葉が綺麗なんだそうです。
燕岳も見えてきました。今まで来なかったけどずっと憧れていた燕岳。ほんとに綺麗な山ですね。
ようやく山小屋に到着。受付をすませます。小屋の方はみんな感じがよくて、小屋も綺麗で気持ちいい。さすが人気のある小屋、期待通りです。荷物を置いたら、まずはテラスで乾杯です。
あ、もう飲んじゃった・・・
生ビールとホットワイン、最高です。お弁当は栗おこわおにぎりとポトフ(無印のレトルト)でした。
ねえ、山頂に行って来ようよ・・・重くなりそうな腰をあげて出発です。
かわいいイルカ岩もありした。山頂までは30分くらいかな、ちょっと息が上がりました。
まだ、名前も知らない北アルプスの山々を眺めます。
あっちの稜線歩きたいね。槍はやっぱり惚れ惚れするね。大天井へ続く道もいいなあ。
思い切って来て良かったね。山への夢がどんどん膨らみます。
空気が冷たくてだんだん体が冷えて来たし、視界も悪くなってきたから、小屋に戻ろうよ。
部屋に戻って同じお部屋のカップルさんに自己紹介。一緒にカフェでお茶をしました。私はベリーケーキにホットミルク。
お二人は山を始めたのは私達と同じくらいなのに、もう槍にも登ったんだって!私達も行かなきゃね♪(私の高所恐怖症が問題だけどな・・・)いつもそうだけど山小屋でのこうした出会いって大好きです。楽しい時間をありがとう。
日も暮れてきて、夕焼けを見に外に出ました。ダウンを着ても寒くて長くは外にいられない程でした。
美味しい夕飯の後で食堂でオーナーのホルン演奏と山のお話。山の環境を守るための努力、熊との共存などの興味深いお話(小屋の宣伝も!)・・・オーナーって茶目っ気たっぷりで好感度大だなあ!夜もお部屋は暖かくてぐっすり眠れました。
山の朝、大好きです。
この時間が好きで山に泊まるようなもの。
空気がぴーんと張りつめて気持ちいい。今朝は雲海の中からの日の出でした。
真っ赤な太陽です。
今日は一段といいお天気です。北アルプスの山々とお別れするのは寂しいね。
今度は縦走しようね。もっともっとのんびりしていたいけど、そろそろ下山しないとね。
お天気が昨日よりいいせいか紅葉がぐっと綺麗に感じます。
槍を何度も何度も振り返って見ながらのんびり下って行きます。
下りって飽きてくるねえ。足が痛くなってきたね。
こんなところ昨日通ったかなあ。
お天気に恵まれてほんとに良かったねえ。
初の北アルプスは私達の『遠いし、混んでるから行かない・・・』なんて言っていた考えを良い意味で裏切ってくれました。夏はテント担いで縦走かなあ。
有明荘の気持ちいい露天風呂で二日間の汗を流して帰路につきました。もちろん、小仏峠の渋滞のおまけ付きで!
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